先輩の
合格体験記

自分に合う入試は?役立った対策は?
聞けばナットク!先輩の合格体験記

初めての入試には、誰だって不安があって当たり前。
だからこそ最も身近な先輩たちの声が何より力になるものです。
昨年、芸術文化観光専門職大学(CAT)に合格した3人が、大学選びの決め手から受験の雰囲気、役立った入試対策まで、受験生の気になる疑問にズバリと答えてくれました!

過去の合格体験記はこちら

ADMISSION

学校推薦型選抜

選抜は試験の結果と学校長の推薦著、出願書類を総合して行います。

POINT
  • 選抜試験の結果と、学校長の推薦書・出願書類を総合的に評価
  • 調査書や志望理由書などの出願書類の内容をベースに面接を実施

入学考査日:2024年11月17日(日)

内容 試験時間・配点
小論文 90分:100点
個人面接 1人15分:200点
グループ
ワーク
65分:100点

選考方法に合わせた対策に加えて、
時事情勢に対する理解も合格の力に

【 志望理由 】

幼い頃からミュージカルの舞台が好きで、出演者を引き立てる音響・照明・衣装といった裏方の仕事に興味がありました。もっと深くその分野を知りたいと、演劇や舞台技術について広く学べるCATを志望しました。

石原 彩奈 さん
1年生 
県立鹿児島中央高等学校
鹿児島県出身

Q

受験前の判定や戦略は?

+
A

高3の春時点ではC判定でしたが、夏にはB判定、秋にはA判定も出るように。学校推薦型選抜は話すことが好きな自分にとって魅力的な入試方式であり、少しでも挑戦できる回数を増やしたいと挑戦を決めました。

Q

学校推薦型選抜の試験内容は?

+
A

試験内容は小論文と個人面接、そしてグループワーク。小論文では最初に「震災遺構」というテーマについての説明があり、配布された文章や資料に基づいて3つの問いに答える形でした。グループワークは始まる前に受験生同士で自己紹介する時間があり、緊張しつつも発言しやすい雰囲気ができていました。

Q

力を入れた入試対策は?

+
A

社会的なテーマが多い小論文対策として、添削は国語と社会の2人の先生に依頼。模擬面接は担任・副担任に加え、学年主任や教頭先生にも協力していただきました。本番1カ月前からは入試でグループワークに挑む生徒同士が集まり、週に数回さまざまなテーマを設けて練習。場の雰囲気に慣れたことが本番でも生きました。

Q

実際に入学した感想は?

+
A

出身地もバックグラウンドも違う同級生とともに寮で共同生活する毎日は、とても楽しく新しい学びがいっぱい!行動力のある学生が多いので、自分も取り残されないよう何でも積極的に挑戦しています。ダンスや演劇の経験者が初心者をサポートしてくれる風潮があるので、未経験の人でも安心して入学できると思います。

Q

最後に受験生にメッセージを!

+
A

CATの学生ブログで見た先輩の体験談を参考に、国内外の時事ニュースをチェックしていたことがすべての試験で役立ちました。配布資料の多い小論文対策として、複数の資料の内容を素早く理解できる力も磨いておきましょう。CATは伝統にとらわれず新しいことに挑める大学なので、入学後の目標が明確な人にもオススメです!

総合型選抜

出願書類(調査書、志望理由書、活動報告書等)は1次試験のほか、2次試験の個人面接においても活用します。

POINT
  • 1次試験は出願書類の内容を総合的に評価
  • 2次試験で小論文、個人面接、グループワークを実施。その結果と出願書類を総合的に評価

一次審査入学考査日:書類審査

内容 配点
書類審査 -

二次審査入学考査日:2024年12月15日(日)

内容 試験時間・配点
小論文 90分:100点
個人面接 1人10分:200点
グループ
ワーク
80分:100点

自分の将来を見つめるうえでも、
多角的に物事を捉える視野が大切!

【 志望理由 】

志望していたのは芸術やデザインを学べる国公立大学。CATは高校1年の頃から意識していた大学のひとつで、本命の大学と併願しやすい総合型選抜も魅力に感じました。

田中 もえ さん
1年生 私立野田学園高等学校
山口県出身

Q

受験前の判定や戦略は?

+
A

CATは高2の夏からA判定。一般選抜に対する学力の自信はあったものの、受験機会を増やせるようまず総合型選抜に挑みました。結果が早くに出るため、滑り止めの私立大学を受験する必要がないのも理想的でした。

Q

総合型選抜の試験内容は?

+
A

小論文は「生成系AIを活用した作品が美術コンテストで入賞しても良いか」がテーマ。個人面接では自身の長所・短所や入学後の目標などを質問されました。また、グループワークでは高校の文化祭実行委員での話し合いを想定。最初の自己紹介で緊張が和らぎ活発に意見を出し合えましたが、時間管理には気を配りました。

Q

力を入れた入試対策は?

+
A

高3の春から高校の小論文模試で対策をスタート。本番2週間前からは2、3日に一度はCAT独自の問題に取り組み、同じテーマをさまざまな角度から何度も書くことで視野や考え方を広げました。面接練習では相手に理解してもらいやすい端的な話のまとめ方を意識。その過程で自分の強みや入学後の目標も明確にできました。グループワークには高校で参加した集団討論対策会が役立ち、参加者全員が仲間であるという意識をもって臨めました。

Q

実際に入学した感想は?

+
A

寮生活では常に仲間が身近にいる感覚があり、慣れない土地での不安は一切ナシ!素敵な発想やすごい技術の持ち主も多く、刺激をもらう毎日です。舞台芸術実習や海外語学研修など、今後の学びにも期待が高まります。

Q

最後に受験生にメッセージを!

+
A

CATは明るく先進的な大学です。志望動機や入学後のイメージを明確にするためにも、ぜひオープンキャンパスに来てこの雰囲気を体感してください。入試対策のポイントはやはり、幅広い視点から物事を考える習慣をつけること。過去問などを通して、大学の出題の意図や求める人物像を理解しておくのも大切だと思います。

一般選抜(A日程・B日程)

POINT
  • 二次試験の個別学力検査の配点を高く設定
  • 独自日程のため、他の国公立大学と併願受験が可能
  • 調査書や志望理由書などの出願書類の内容をベースに、集団面接や書類審査を実施

大学入学共通テスト(A日程・B日程 共通)

教科 配点
国語(必須) 100点
外国語(英語:必須) 150点
地理歴史・公民※ 50点
  • 新教育課程履修者は「地理総合, 地理探究」、「歴史総合, 日本史探究」「歴史総合, 世界史探究」、「公共, 倫理」「公共, 政治・経済」の5科目から1科目選択。旧教育課程履修者等への経過措置については本学WEBサイトでご確認ください。

A日程入学考査日:2025年2月16日

内容 試験時間・配点
小論文 90分:300点
集団面接 45分:200点

B日程入学考査日:2025年3月9日

内容 試験時間・配点
小論文 90分:400点
書類審査 50点

大学入学共通テストの対策と、
得意科目を生かす戦略が成功!

【 志望理由 】

地元・和歌山県の重要課題である観光と防災の両分野を、実践的に研究できる環境に魅力を感じていました。国語と英語が得意科目だったので、大学入学共通テストの得点が生かせる一般選抜A日程を受験しました。

中島 紳太朗 さん
1年生 私立智辯学園和歌山高等学校
和歌山県出身

Q

受験前の判定や戦略は?

+
A

他の公立大学の挑戦も見据え、力を入れたのは大学入学共通テスト対策。本番2カ月前には得意科目を完成できるよう心掛けました。CATは11月の段階でA判定が出ましたが、そこで気が緩んでしまったのは反省です

Q

一般選抜の試験内容は?

+
A

小論文では全問共通問題として過疎化が進む北海道清水町がテーマに取り上げられ、国内外の観光客を呼ぶための民泊プランを考えました。偶然かどうかはわかりませんが、グループワークのテーマも同様の内容。会場に緊張感のある空気が流れていたので、できるだけ周囲に飲み込まれないよう落ち着いて臨みました。

Q

力を入れた入試対策は?

+
A

大学入学共通テスト対策は高2の夏休み、CAT独自の対策は高3の春休みからスタート。CATは過去問題が少ないため、面接練習では他大学の面接レポートを参考にしました。高校の仲間と重ねたグループワーク練習では、率先してリーダーシップを取る、時間内に意見をまとめる…など、その時の状況に合わせた力を磨きました。

Q

実際に入学した感想は?

+
A

寮での共同生活では、地元の違う仲間や海外からの留学生と力を合わせながら、身近な異文化交流を楽しんでいます。学生それぞれが異なる目標や得意分野を持っていて、大学での目標を明確に描いている人が多いのも印象的。僕自身も防災ツーリズムの研究に力を注ぎ、その成果を全国に広めたいという意欲が大きくなりました。

Q

最後に受験生にメッセージを!

+
A

僕もそうですが、CATには「自分は周りに比べて強みがない」と口にする人もたくさんいます。でも誰もがCATの学びを楽しみ、自分の興味を深めています。だから迷いや不安がある人でも、入試方式を問わずぜひCATにチャレンジしてください。入試対策では一つひとつの問題に丁寧に答えるという姿勢を大切に!