イベント
Performing Arts Project Vol.4オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト 『饒舌なダイジと白くてコトエ、マツオはリバーでネオには記憶』の公演を行います
【Performing Arts Projectとは】
Performing Arts Project(PAP)は、芸術文化観光専門職大学で授業の一貫として行われる舞台芸術作品公演事業です。国内外一線級のアーティストが携わり、学生と共に演劇やダンスなどの舞台作品を創作します。
2021年の第1回は本学学長の平田オリザによる作・演出で『忠臣蔵・キャンパス編』、2022年の第2回は東京デスロック主宰・多田淳之介による演出で「オズの魔法使い」を原作にした『OZ2022』、同年第3回は振付家の山下残によるパフォーマンス作品『詩の朗読』を創作、上演しました。
今回の第4回では劇団ロロ主宰、劇作家・演出家の三浦直之さんとのオムニバス・ストーリーズ・プロジェクト『饒舌なダイジと白くてコトエ、マツオはリバーでネオには記憶』を上演します。
【あらすじ】
それなりに売れたライターで、昔の文章が黒歴史なダイジ。真っ白なYシャツをみると幸せになる、クリーニング屋のコトエ。最近、ついに円山川に話しかけるようになった、豊岡出身のマツオ。姉との「ギャップ」に悩みつつ、子ども食堂の手伝いをするネオ。気づいた時には過ぎ去ってしまう、寝過ごしてしまうようなそんな誰かの日常。就職しても大した給料が貰えないし、目玉焼きは卵焼きパート2に改名しない。だんにゃる働いた夜は、ライトセーバー片手に真剣な表情で戦ってもいい。誰かの数だけ日常があって、誰かの数だけ物語がある。たまたま停まったこの地点。4人の出会いは変化を産むか、それとも・・・行き先不明の日常群像劇!?出発進行。
【三浦直之(作・演出)プロフィール】
劇作家/演出家/劇団ロロ主宰
宮城県出身。2009年、主宰としてロロを立ち上げ、全作品の脚本・演出を担当する。自身の摂取してきた様々なカルチャーへの純粋な思いをパッチワークのように紡ぎ合わせ、様々な「出会い」の瞬間を物語化している。脚本提供、歌詞提供、ワークショップ講師など、演出の枠にとらわれず幅広く活動中。劇団外の近年の主な作品に朗読劇「恋を読む」シリーズ(脚本・演出)、映画「サマーフィルムにのって」(脚本)、テレビドラマ「とりあえずカンパイしませんか?」(脚本)など。(撮影:三上ナツコ)
受付開始:開演45分前/開場:開演30分前
公演日時 | 12.16[土] | 13:00 | 18:00 |
12.20[水] | 19:30 | ||
12.21[木] | 19:30 | ||
12.23[土] | 11:00 ★ | 16:00 | |
会場 | 芸術文化観光専門職大学 静思堂シアター 【兵庫県豊岡市山王町7-52】 |
★マークの公演は託児サービス(1~未就学児)対象公演です。
ご希望の場合は12月11日までにお電話にてお申し込みください。
一般 | 1,000円 |
18歳以下 | 無料(要学生証提示) |
オンライン | |
電話予約 | 0796−34−8273(月〜木 13時〜16時) |
このプロジェクトは、劇作家・演出家の三浦直之さん(劇団ロロ)が書き下ろした50のキャラクターと全国を旅する上演プロジェクト。用意されているのは【氏名】【年齢】【エピソード】が記された各キャラクターの300字程度のプロフィールと各キャラクターにつき1ページの台本。このプロジェクト第1弾は東京芸術祭(2023年)にて全キャラクターが登場する『カタログ版』が上演されました。そして、各地の大学や劇場で登場人物を引き継いだ別バージョンのクリエーションが行われてきました。
今回本学ではそのうちの4人のキャラクターが登場する『饒舌なダイジと白くてコトエ、マツオはリバーでネオには記憶』を上演します。出演者である本学の学生が上記のプロフィールと台本を元に一代記の年表・シナリオを創作した三雲大慈(ダイジ)、木村琴絵(コトエ)、佐々木松生(マツオ)、三笠袮音(ネオ)の4人の物語、出会いを舞台上で繰り広げます。
クリエーション期間は第1Q(4−6月)に一代記・年表を4チームに分かれて三浦さんとともに作成。6月に行われたワークイン・プログレス(クリエーション成果発表)にて俳優よりその4人の登場人物の一代記が発表されました。
現在はそのシナリオを元に制作された台本と共に鋭意稽古中です。
そして当日は本公演の企画として、4人の年表を展示いたします。
(第1Q年表作成の様子)
(稽古の様子)
お問い合わせ
芸術文化観光専門職大学 実習支援センター
Tel 0796-34-8273 (月-木13時-16時)
MaiL art_manager_collective_2023@stdat.at-hyogo.ac.jp