芸術文化観光専門職大学

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日仏共同企画「私はかもめ」舞台裏レポート その1

こんにちは!Bonjour!

はじめまして。2年生の木下栞と申します。

この記事では豊岡演劇祭2023のディレクターズプログラムである「私はかもめ」についての現場レポートをお届けします。

今回のプロジェクトの一番の特徴は、我ら「芸術文化観光専門職大学」とフランスにある「リヨン国立舞台芸術技術学校」の国際共同作品だということです。この試みは本学でも初めてのものとなっています。

8月20日(日)より約一ヶ月間、俳優・スタッフ合わせて21名の日仏学生が翻訳機や通訳さんの助けを借りつつ、なんとかコミュニケーションを取りながら稽古に励んでいます。

単語のみでの会話になってしまうことが多いですが、笑顔の絶えないチームです。

少しだけ創作の過程をご紹介します!

▶私は制作という役職をしています。広報活動を中心に記者会見の会場手配をしたり、フランス人の方々の休日の過ごし方をアテンドしたりしています。

▶こちらは舞台美術のミーティングをしている様子です。何度も演出家、舞台監督、舞台美術家が話し合いを重ね、本番のセットの模型を作り直していました。

▶全員で安全のための施設利用講習会を受けました。通訳さんも交え、座組の全員で劇場の正しい使い方を再確認しました。

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▶記者会見も実施しました。日仏の2ヶ国語で行われた記者会見は出演者のユーモアあふれる回答や記者の方からの鋭い質問もあり、とても盛り上がっていました。

最後に実は私はこの創作に対し少し不安を感じていました。

フランスの学生とのコミュニケーションの取り方や創作プロセス等の「違い」に少しだけ怯えていたからです。でもこの創作期間に入る前に学長の平田オリザさんから「日仏共同の創作になるが、お互いの国の文化の違いを楽しみながら学びを得ていってほしい。」と言ってもらったことが、私の中でとても印象に残っています。

本学初めての国際共同作品に関しての情報をこれからも定期的に発信していくので、今後ともぜひよろしくお願いします!

豊岡演劇祭2023 ディレクターズプログラム

芸術文化観光専門職大学×リヨン国立舞台芸術技術学校

『私はかもめ』

作:平田オリザ 演出:ロアン・グットマン

フランス語翻訳:マチュー・カペル

 

2023年9月22日(金) – 9月24日(日)

会場:芸術文化観光専門職大学 静思堂シアター

 

公演詳細・チケットの購入は、豊岡演劇祭2023 プログラムページ

https://toyooka-theaterfestival.jp/program/)をご確認ください。

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