芸術文化観光専門職大学

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授業風景

観光交通業実習「JR西日本編」の様子を紹介します

実践がメインの第4クォーターに入り、学生は様々な実習やワークショップに参加しています。本日は、JR西日本様で実施された「観光交通業実習Ⅰ」の様子をご紹介します。

この実習では、将来、旅行産業・観光産業において経営者等中核的な役割を担う人材育成のため、利用者視点と事業者視点との差異に気付き、観光交通業の業務遂行力を修得することを目的としています。

実習期間は約2週間で、実習の前半にはJR西日本の歴史、各系統別(乗務員、車両、施設、電気)の講義、そして福知山線列車事故についての教訓を学びました。後半はJR豊岡駅とJR城崎温泉駅等で実際に駅員業務を行いました。

後半のこの日は、まずJR豊岡駅の森田駅長からお話を聞きました。森田駅長からはJR豊岡駅が管理している周辺地域の駅についての説明や、社員考動(※考えて動く)目標と人材育成目標などについて詳しくご説明頂きました。

次に、電車の時刻表はもちろん、バリアフリーマニュアルや、外国のお客様のための翻訳アプリ、そして特急電車のホーム停車位置などが分かるタブレット端末の操作の仕方や、チケットの様々な購入方法・割引などについて説明を受けました。

その後、JR豊岡駅のホームを案内して頂きました。この日からJR西日本様の制服をお借りし、学生達は真剣な表情で説明に耳を傾けています。

また、実際に改札に立ち、お客様から手渡される切符の確認・構内放送などなかなか体験できない駅員業務をさせて頂きました。

機械操作 ぼかしありサイズ変更.png

みどりの窓口では、チケットの発行の仕方を実際の機械を使いながら教えて頂きました。

JR城崎温泉駅でも別グループの実習が行われました。まずはお客様からの質問に答えられるように、指導監の方が駅構内と駅周辺を案内してくださいました。駅構内のタイルの模様や壁のデザインにも、ひとつひとつ意味があるそうです。

休憩時間にはトワイライトエクスプレス瑞風の貴重なお話もたくさん聞かせて頂きました。

特急こうのとり号がJR城崎温泉駅に停車した際には、観光客の方が降りてこられ、切符の受け取りや構内放送をさせて頂きました。

この日以外の日程でも、信号切り替え見学やトワイライトエクスプレス瑞風の見学など、貴重な経験を多くさせて頂きました。お客様がいらっしゃる中での実習は緊張感もあり、学生も多くのことを学ばせて頂きました。

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