教員紹介

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大社 充

観光

大社 充

OKOSO MITSURU

教授

主な担当科目
観光事業概論 デスティネーションマネジメント論、デスティネーション実習、芸術文化・観光プロジェクト実習 観光プロジェクト立案演習
専門分野
デスティネーションマネジメント(観光地域経営)、DMO、観光まちづくり、体験コンテンツ開発、ソーシャルインパクトスタディ

経歴・資格

1961年、兵庫県宝塚市生まれ

1985年、京都大学卒業
1985年、松下電器産業(現Panasonic)創業者・松下幸之助翁創設の松下政経塾入塾
1987年、アクティブなシニアが旅先で学ぶ、特殊なツアープログラムを世界中で展開する

エルダーホステル協会の創設に参画。海外約30か国、国内100以上の地域で

ツアープログラム(インバウンド&アウトバウンド)の企画運営を行う
2007年、日米の元兵士による親善野球試合をハワイで開催する
2009年、国土交通省「成長戦略会議」委員として観光圏整備法の改正ほか観光地域づくり

政策に携わる。

観光地域づくりプラットフォーム(DMO/DMC)形成に向けた研修会(主催・日本観光振興協会)を全国約80地域で開催。また日本観光振興協会・理事として地域観光の中核機関となるDMO形成に向けたロビィ活動を行う

2011年、「DMO推進機構(現・NPO法人デスティネーション総研)」設立
2014年、内閣官房「まち・ひと・しごと創生会議」委員としてDMO政策を主導。

内閣府・観光庁と連携して全国各地でDMO形成・確立の支援を行う

観光地域経営(デスティネーションマネジメント)・DMOの研究と並行して、それら概念の普及のため、各地でフォーラムやセミナーを開催するほか、市町村職員対象の自治大学校や市町村アカデミー、社会人対象の事業構想大学院大学や京都大学経営管理大学院で「観光による地方創生」「観光と地域活性化」「DMOプロジェクト研究」「デスティネーションマネジメント論」などの授業を担当

学生時代は、アメリカンフットボール部QBとして京大初の全国制覇に貢献、「年間最優秀選手賞」を受賞。関西学生アメフトのTV解説やNHK-BS「スポーティーフライデー」「スポーティーサンデー」のNFLコーナーを担当、NHK-BS「NFL」解説者を20年以上務めた。また、毎日放送ラジオの深夜番組「ぱんげあくらぶ」(3時間・生放送)のパーソナリティを務めたこともある。

〇浮浪爺note: https://note.com/gangsters/n/nfaf7b0266079

学生へのメッセージ

どう生きたいのか、どうありたいのか、その手がかりを掴んで欲しい

教員としての役割は、
「なにがあっても自分らしく強く生き抜いていく術を身につける手助けをすること」
おぼろげながら、そう感じています。

専門的な知識を獲得し、関連するテクニックやスキルを身につけることは重要です。
しかしそれと同時に、いやそれ以上に大切なものは、じつは、それらの外側にあるのではないかと思うのです。

生きていくためには、お金を稼がなくてはなりません。
夢に向かって努力し、業界における立場(地位)を築いていくことも大切でしょう。

「何者かになる」

それは、とても大切なことですが、何者かになるためには、
「自分が自分として生きること」が、その前提にあるのではないでしょうか。

学生時代に、
この世に一人しかいない自分という人間を大切に育て、
自分は如何にありたいのかという「自らの在り方(To BE)」の手がかりをつかんで欲しいのです。

何になってもよい、どこでどんな仕事をしていてもよい。
目に前に次々と現れる楽しくも厳しい現実と「自分らしいダンス」を上手に踊れるようになってほしいと願っています。

そうすれば、きっとキミたちの生は、眩いいばかりに輝くことでしょう。

「キミたちは未来のかたまりなんだよ」

いつも、いつも、応援していきたいと思います。

(「b-CAT」2021より抜粋)

研究テーマ

  • デスティネーションメネジメント(地域マネジメント)
  • 官民連携による公共政策
  • 社会的インパクト評価
  • 成人発達論

主な業績・受賞歴など

  • 共著・小野元之編『広がる学び開かれる大学』ミネルヴァ書房(1998)
  • 共著・村田治編『生涯学習時代における大学の戦略』ナカニシヤ出版(1999)
  • 調査報告書『主要四カ国の文化政策と芸術文化支援』企業メセナ協議会(2002)
  • 単著『体験交流型ツーリズムの手法』学芸出版(2008)
  • 単著『奇跡のプレイボール~元兵士たちの日米野球~』金の星社(2009)
    (第59回全国青少年読書感想文コンクール中学生の部「課題図書」
  • 共著『東日本大震災・原発事故 復興まちづくりに向けて』学芸出版社(2011)
  • 単著『地域プラットフォームによる観光まちづくり』学芸出版社(2013)
    (第36回交通図書賞「奨励賞」)
  • 単著『DMO入門』事業構想大学院大学出版部(2018)
    (第13回観光研究学会「観光著作賞」)
  • 共著『協力のテクノロジー』学芸出版社(2022)

社会的貢献・活動など

【委員】

  • 2007 国土交通省「ニューツーリズム創出・流通促進事業推進協議会」
  • 2007 経済産業省「体験交流観光・集客サービスビジネス化研究会」
  • 2008 経済産業省「観光集客サービス顧客満足度研究会」
  • 2009-2011 国土交通省「成長戦略会議」
  • 2010-2011 内閣府行政刷新会議規制・制度改革「農林・地域活性化WG」
  • 2010-2011 観光庁「観光地域づくり人材育成支援事業」
  • 2010-2011 観光庁「観光まちづくりプラットフォームモデル事業検討委員会」
  • 2011-2012 観光庁「観光地域づくりプラットフォーム人材育成検討会」
  • 2012-2013 観光庁「観光中核人材育成事業検討」
  • 2012-2013 沖縄県「地域観光資源創出支援事業」
  • 2013-2015 観光庁「若者旅行を応援する取組表彰審査委員会」
  • 2013-2014 経済産業省「産業構造審議会」
  • 2014 滋賀県「観光政策審議会」
  • 2014-2019内閣官房「まち・ひと・しごと創生会議」
  • 2015-2016 観光庁「国内外の観光地域づくり体制(DMO)に関する調査報告事業」
  • 2015-2016 観光庁「観光地域経済の『見える化』の推進事業」
  • 2015 内閣府地方創生推進室 「地域活性化・地域住民生活等支援交付金上乗せ交付金評定委員会」
  • 2015-2017 内閣府「地方創生☆政策アイデアコンテスト」審査委員
  • 2016-2017 沖縄県うるま市「観光振興計画策定委員会」委員長
  • 2016-2017 沖縄県「観光地域ブランド共創事業検討委員会」委員長
  • 2017-2018 内閣府「加速化交付金効果検証調査ワーキンググループ」
  • 2009-2019 観光庁「観光庁長官表彰審査委員会」
  • 2017- 内閣府「地方創生人材育成のための推進会議」 「地方創生カレッジ推進会議」
  • 2020- 総務省「ふるさとづくり懇談会」
  • 2021-2022 兵庫県「ユニバーサルツーリズム推進検討会」座長

                                   その他、観光庁のDMO関連委員会、多数

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