観光
髙橋 伸佳
TAKAHASHI NOBUYOSHI
准教授
主な担当科目
観光事業概論、ニューツーリズム論、宿泊産業論、エリアマネジメント論、 観光プロモーション演習、宿泊業実習、ホスピタリティ実習、ディステネーション実習 専門演習、総合演習
専門分野
スポーツ健康科学、経営学、観光学
経歴・資格
大手化粧品会社を経て、JTBグループに入社。同社における調査・研究、事業開発、経営企画・経営戦略などの業務を担当。特に、健康・医療をテーマとした国家施策や新規事業開発、組織立ち上げに注力してきた。
- 研究能力を有する実務家教員 修士(スポーツ健康科学)
- 経営管理修士(専門職)
- 温泉入浴指導員(第17010018号)
学生へのメッセージ
世界を舞台に「健康×観光」の融合分野を研究しています。世の中の価値観が大きく変容する中で、観光に求められる価値や機能も変化しつつあります。こうした中で、本学の芸術文化×観光を架橋する取組みは、エンターテインメントやビジネスだけでなく、地域の絆や社会参画の場を生み、生活の広がりを創造することにつながると考えられます。こうした機能は、益々高まる健康増進ニーズへの対応や健康長寿を達成するといった付加価値など、さらに新たな社会的な価値や機能をもたらすことも期待できます。但馬から世界へ…芸術文化×観光という新しい挑戦をしていきましょう!
座右の銘:「高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ!」
趣味:ランニング、サイクリング、サーフィン、スノーボード、コーヒー(豆の選定、淹れる、飲む)
研究テーマ
ヘルス&スポーツツーリズム、健康まちづくり、スマートシティ、ワーケーション、医療インバウンド、観光衛生マネジメント
主な業績・受賞歴など
- 日本旅行業協会(1999~2001)「旅と健康に関する調査研究プロジェクト」
- 東京都産業労働局観光部(2002~2003)「シティセールスの計画策定、欧州プロモーションの実施」
- 国土交通省(2003)「ビジット・ジャパンキャンペーンの計画策定・プロモーション業務」
- 経済産業省(2009)「国際メディカルツーリズム調査事業」
- 厚生労働省(2014)「沖縄における宿泊型の新たな保健指導プログラムの開発と効果検証、事業可能性調査事業」
- 経済産業省(2015~2016)「ヘルスツーリズム品質調査プロジェクト」
- 経済産業省・Medical Excellence Japan(2016)「医療技術サービス拠点化事業」
- 国土交通省・熊本県荒尾市(2019~2020)「スマートシティモデル事業」
論文・著書・講演・学会発表等業績
- 髙橋伸佳(2007)「ヘルスツーリズムの歴史と現代社会で求められている機能」日本渡航医学会誌 1(1)1-5
- 髙橋伸佳(2012)「日本のメディカルツーリズムを取巻く現状と課題」日本がん検診・診断学会誌 Vol.20 No.2 39-43
- 髙橋伸佳(2018)「ZTCAデザインモデル活用による健康なまち 健康観光地の検討」地域デザイン学会誌 No.11 135-153
- 髙橋伸佳、朴範玉、寺村良寛(2019)「健康なまちづくりにおけるシステムエンジニアリングを用いたデザイン手法の検討」 地域デザイン学会誌 No.13 169-192
- 日本健康教育士養成機構編著(2011)「新しい健康教育 理論の事例から学ぶ健康増進への道」 保健同人社刊
- 戸谷圭子、柏恵子、岸俊行、髙橋伸佳、福田賢一郎、町田裕太、横田剛(2016)
「仕掛けて創る新市場「株式会社ルネサンス」日本ケースセンター刊 - 髙橋伸佳(2019)「交流がつくる健康なまち ヘルスツーリズムによる地域ヘルスケアビジネスまるわかり」JTBパブリッシング刊
- Heavy Particle Radio Cancer Treatment Seminar in Taipei/Dalian (2015)
- Health Tourism International Symposium of Yangpyeong “Health Tourism in Japan”(2015)
- 「ヘルスツーリズムにおけるサービス品質構成要素の研究」サービス学会第5回大会 口頭発表(2017)
- 「ヘルスツーリズムにおけるレジャー・レクリエーション」日本レジャー・レクリエーション学会 第47回学会大会(2017)
- 「コロナ禍における観光と医療の取り組み ~観光業界からみる新たな観光医療~」 第11回国際観光医療学術集会(2021)
受賞歴
- 長野県感性産業研究会 感性賞受賞 感性プロダクター(2008年)
- みずほ証券奨励賞・明治大学専門職大学院(2016年)
発明
- 篠原菊紀、髙橋伸佳「旅行計画提案システムとそれを実現するコンピュータプログラムとその方法」(特開2007-286933)共著
- 髙橋伸佳「医療情報提供システムとそれを実現するコンピュータプログラムとその方法」(特開2007-304858)単著
- 松嶋孝典、髙橋伸佳「渡航先健診装置、渡航者健診のためのコンピュータプログラム、渡航先健診方法」(特開2011-210214)共著
社会的貢献・活動など
特定非営利活動法人日本ヘルスツーリズム振興機構※(現在:業務執行担当理事)を通じ、ツーリズムを通して持続可能な健康社会に貢献
- 内閣府地方創生推進事務局「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」会員
- 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 「TEAM EXPO 2025」共創パートナー
ネオカルTOYOOKA」を通じて、 ウェルビーイング型体験カルチャーづくりに貢献
- 沖縄県「健康保養型観光推進事業」マーケティング委員(2003年)
- 東京観光財団 アジアセールス委員会委員(2004年)
- 長野県茅野商工会議所 客員研究員(2005年~2006年)
- 厚生労働省地域提案型雇用創出事業 田辺市雇用創出促進協議会委員(2006年)
- 日本経団連ヘルスケア産業部会「健康投資と企業経営」委員(2006~2007年)
- 経済産業省近畿経済産業局「健康文化産業の見える化」委員(2008年)
- 大阪市「健康予防医療プロジェクト」コーディネイター(2008~2009年)
- 長野県佐久市「健康ブランド佐久推進委員会」委員・専門委員(2009年)
- 長野県佐久市「イヤシロチ佐久型健康ビジネス開発推進協議会」委員(2009年)
- 国土交通省観光庁「ニューツーリズムの顧客満足度調査」委員(2011年)
- 静岡県 「ふじのくにしずおか観光振興アドバイザー」(2011年~)
- 内閣府「沖縄独自の医療情報基盤を活用した実践的医療サポート及び医療情報活用産業」委員(2015年)
- 日本観光振興協会「観光地域づくり研修なび」登録講師(2015年~)
- 栃木県「とちぎヘルスケア産業推進懇話会」委員(2016年~2019年)
- 東京商工会議所「健康づくり・スポーツ振興委員会」委員(2016年~2021年)
- 地域デザイン学会参与(2016年~2018年)
- 地域デザイン学会 健康デザインフォーラム運営委員(2016年~2018年)
- 地域デザイン学会 観光・まちづくりフォーラム運営委員(2016年~2018年)
- 韓国ヘルスツーリズム協会 顧問(2016年)
- 東京消防庁「救急車適正利用等の促進に関する有識者会議」委員(2017年)
- 経済産業省「医療技術・サービス拠点化促進事業」研究会委員(2017年)
地方創生カレッジ講師(2017年) - 熊本県荒尾市「(仮称)道の駅あらお」委員(2018年~2020年)
- 東京観光財団「東京都観光まちづくりアドバイザー人材バンク」アドバイザー(2019年~)
- 都市再生機構「URまちづくり支援専門家」(2019年~)
- 埼玉県三郷市「三郷市都市型ヘルスツーリズム推進協議会」座長(2019年)
- Go Toトラベル「コロナ対策全施設調査に関するアドバイザー」(2020年)
- 環境省「国立公園満喫プロジェクトにおける自然体験コンテンツのガイドラインに係る作成等業務」検討会委員(2020年)
- 日本観光経営学会理事(2020年~)
- 京都府観光連盟 観光アドバイザー(2021年~)
- 観光庁「新たな旅のスタイル促進事業」アドバイザー(2021年)
- スポーツ庁「スポまち!長官表彰2021」トークセッションファシリテーター(2021年)
- 豊岡市「2021 年度豊岡観光データ収集基盤開発及びダッシュボード作成業務」 公募型プロポーザル 第2次審査 審査員 (2021年)
- 観光庁「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内促進に向けた実証事業」専門家(2021年)
- 観光庁「令和4年度地域独自の観光資源を活用した 地域の稼げる看板商品創出事業」専門家(2022年)
- 地域総合整備財団「令和4年度地域再生マネージャー」(2022年~)
- 養父市「道の駅ようか運営者選定委員会」委員(2021年)
- スポーツ庁「令和 4 年 Sport in Life 公募モデル事業」審査員(2022年)
- 豊岡市「ネオカルTOYOOKA推進協議会」会長(2022年~)
- 朝来市「あさご芸術の森多々良木交流館指定管理者選定委員会」委員長(2022年) など
但馬の好きなところ・おすすめスポット
四季折々変化に富んだ大自然を活用したライフスタイルが楽しめるところ 城崎温泉、神鍋高原、竹野浜、氷ノ山(兵庫県最高峰)など