感動を届ける
IBUKI HANDA
半田 いぶきさん
芸術文化専攻 3年生
仲間と舞台を創りあげる毎日が、演劇への想いを強くする
ワークショップの開催や地域のボランティア…。CATは自分のやりたいことに何でも挑める大学です。中でも私が力を入れているのは『劇団蒼血』の活動です。奈良学生演劇祭の参加作品を地域に向けて上演した時には、多くのお客様が来てくださいました。作品を観た方から忌憚のない感想や意見も数多くいただき、大学と地域の関わりの強さを実感しました。また、企画書の作成から予算の組み立て、さまざまな舞台芸術の手法まで、授業で学べる内容も実践的。授業で得た知識を劇団の活動ですぐ実践できるのもCATの魅力です。舞台美術・音響・照明…と、力を合わせてすべてを創りあげた舞台で、仲間がキラキラとパフォーマンスをする。その姿はとても感動的で、「これこそが私のやりたかったことだ」と演劇への思いがさらに強くなりました。将来も演劇に関わるには、自分の芸術観を築く“考え方の軸”が必要です。今後も積極的な学びと活動を続け、幅広い考え方をインプットしていきます。
PROFILE
中学時代から演劇を始め、部活動や地元劇団で活躍。「芸術に観光の視点を取り入れ、地域とつながる」という理念に共感し、本学への入学を決意する。舞台上の安全を守るため、日々のコミュニケーションを重視するなど、本学で精神的な成長も重ねている。
地域と関わる学び
劇団蒼血
劇団ならではの世界観を届けるために活動。演劇を見慣れないお客様にも楽しんでもらえるか…を考える上でも、地域の方からいただく声はとても有難いですね。
地域ボランティア
豊岡市の出石エリアにお邪魔して、田植えをお手伝い。芸術分野とはまた違う農家の皆さんのプロ意識に触れ、学内だけでは得られない新たな視野が広がりました。
夢ホールステージ オペレーター養成講座
新温泉町の文化施設「夢ホール」で行われた人材育成講習会に、講師を務める先生のサポート役として参加。私自身も実践的な舞台技術を学ぶ貴重な経験になりました。