真夜中と毛布
第64回-②:学生BLOG【二人三記】「舞台裏」
二人で書く芸観大生日記、二人三記です。
はじめまして。「真夜中と毛布」です。よろしくおねがいします。
芸観大はいつもキラキラして見えます。
校舎は真っ黒なのに。
私は舞台を観るのがすきです。キラキラしています。
劇場は真っ暗なのに。
キラキラさせるのって意外と大変です。この学校には何かをキラキラさせたいと思って集まってきている人が多いように思います。
いろんな授業でキラキラを支えるための手法を学んでいます。
今回はそのうちの一つのアートマネジメントについてほんの少しお話しようかなと思います。
この大学のおおきなアイデンティティのひとつは、芸術文化と観光とマネジメントを学べることです。芸術文化や観光は言葉から想像が広げられるかもしれません。マネジメントは「経営」かな、ちょっとむずかしい、でも大切。
アートマネジメントはどうでしょう。
わたしはまだ、アートマネジメントのアやマの字くらいしか分かりません。高校生の頃はアの字すらもわかっていなかったのに、志望理由書にアートマネジメントが云々ということを書いては机でおでこを冷ましていました。
アートマネジメントの定義はとても広いです。具体的に話すときっと飽きてしまう人もいると思うので、ふわっと書きます。
アートマネジメントは、立場の違ういろんな人を繋ぐことです。
アートマネジメントは、人とお金と時間を調整することです。
アートマネジメントは、芸術を社会に馴染ませることです。
本当はもっとあります。大変です。大忙しです。どれも人間が関わってきますから、予定通り進むことは無いでしょうし、想像の中で収まることも少ないと思います。
でも、キラキラしたところにはこれが必要です。
この大学には「アートマネジメント概論」という授業があります。1年生は少しまえに企画書と予算書を書く課題がありました。考えることがたくさんでブドウ糖をたくさん消費した気がします。
どういうイベントをどこでやりたいか、使えるお金はどれくらいか、助けてくれる助成金はあるか、ゲストには誰を呼ぶか、スタッフはどれくらい必要か、保険料はいくらか、何人の人に参加してほしいのか、本当に実現可能なのか?
いろいろ準備が必要です。
私が今までみてきた舞台やイベントの裏側ではこんなことが起こっていたのかと思うと裏方のスタッフさんたちへ感謝と尊敬が溢れ出てきます。かっこいいです。
私は今、いろいろなサークルの中で制作に関わらせていただいています。とっても大変ですが、キラキラを作るために地道に必要なものを積み上げていく作業は楽しいですし、満たされます。
何かキラキラしたものを支えたい人も、創り出したい人も、自分自身を輝かせたい人も、アートマネジメントはいろんなところの基礎にあります。大切です。
大勢の人と繋がってクリエイションをすることの重要性が染み込んできて、分かります。
芸観大ではこんなことが学べます。芸術文化や観光に関わっていたい人にとっては本当に実用的な学びだとおもいます。他にもたくさん学べます。授業の中にとどまらず、サークルの活動やボランティア、ワークショップなど手を広げればたくさんの機会が飛び込んできます。そんな大学です。
あんまり上手な文章ではなかったと思いますが、読んでくださりありがとうございました。
今回は「真夜中と毛布」がお送りしました。天気や気温の変化が忙しく具合が悪くなりやすい季節ではありますが、いっぱい食べて、いっぱい寝て、元気でいることをがんばりましょうね。
おやすみなさい。
ブログ担当者:真夜中と毛布