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第41回:学生BLOG【にゃんにゃんブログ】「舞台芸術基礎実習」

ニシカワキイロ

第41回:学生BLOG【にゃんにゃんブログ】「舞台芸術基礎実習」

みなさまいかがお過ごしでしょうか、ニシカワキイロです。

気がつけば12月に突入いたしました。世の中はすっかりクリスマスムードですね。豊岡駅前の商業施設、Aity前にもイルミネーションのツリーが施され、学内では音楽系サークルのクリスマスライブのフライヤーが張り出されています。布団との絆も深まるばかりです。

さて、本日は第3Q、毎週木曜日の5〜8限に行われている「舞台芸術基礎実習」についてお話します。

その名の通りこれは単位が「実習」にカウントされる授業です。

目的は様々なセクションの業務を通して演劇、公演がどのように作られていくのかを学ぶこと。

今回は宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を本学の教員、田上豊さんの構成・演出で上演します。学生のセクションは俳優、マネジメント(舞台監督)、制作、美術、衣装、音響、照明という構成。

全体を各25人ほどの3チームに分け、それぞれのチームがひとつの座組として動き、実際にそのセクションで活動している方を招いて(本学の教員も含め)レクチャーをしていただいています。

全員全セクションのレクチャーを受けます。

美術では平台の作成とゴーシュの椅子のデザイン、作成。照明で仕込み・灯体ごとの効果や違いを学び、明かりづくりを行い、音響では実際にセリフに合わせてSE(サウンドエフェクト)を流してみたり。舞台監督では予算1万円で同期に豊岡を出発して自分の地元を案内するスケジュールの製作と教員の誕生日会の企画のワークショップ。俳優の授業ではルーティンを体験し、通し稽古を行い、また違う作品の本読みをして、衣装では実際に公演で使用するものをデザインし、布から作成しました。これから制作と映像のレクチャーも受ける予定です。盛り沢山。

ちなみに平台づくりは5人くらいで1枚製作するのですが裏には製作者の名前を書きます。「自分が作った平台!」と愛着が湧いちゃいます。私達の作った平台は今年10月下旬に名草神社のイベント(「NAGUSAI〜山の上の芸術祭〜」)で学生が公演をした際にデビューを果たしました。これから10年ほどこの大学の公演に携わっていきます。

舞台監督のワークショップでは私の地元が北海道のため、予算1万円に収めるために時間と体力に制限なしという前提のもと自転車を駆使した移動プランを組んだり。

俳優はみんなでランニングをして、筋トレをして、ストレッチをして、声出しをして。

衣装ではミシンとなんとか仲良くなりました。

現在、私自身が所属している座組の自主公演があるためリアルタイムで学びを実践できています。

複数人、規模によっては何十人、それより多い人数でそれぞれの仕事を持つ中、どのような繋がりを持ちながら各々が公演に向かって進行していくのかを学べる貴重な授業だなと感じています。それに加えて何より実際に現場で働いている方のお話を聞けるのが面白く、今まで機会がなかった、教員と一緒にクリエイションをするということができてわくわくしています。

現時点で同じ台本でも衣装や美術のレイアウト、俳優、音響、照明によって3グループそれぞれの個性が垣間見えており、最後の授業で行われる本番がとても楽しみです。

そして今週末からPAPの公演が始まります!CAT_PAP

振付家の山下残さんをお招きしての公演、今回もまた今までの2回とは全く異なる作品になっているようです。私も予約完了しました。まだ席に余裕もございますのでぜひお越しください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。暖かく過ごしていきましょう。ではまた。

ブログ担当者:ニシカワキイロ

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