ニシカワキイロ
第33回:学生BLOG【にゃんにゃんブログ】「CAT入試対策教室〜推薦で受かった人の話~」
みなさまお久しぶりです。ニシカワキイロです。
前回に引き続きまして、今回も来たる受験について。
先日いよいよ学校推薦型選抜・総合型選抜の募集要項が公表され、学校推薦型選抜の皆さんは出願締切まで1ヶ月を切りましたね。今回はそんな学校推薦型選抜で受験、合格した私の出願経緯と当日の様子をお話いたします。ぜひ気になっている方はお付き合いください。
最初に、出願の経緯について。
まず、私の将来やりたいことはコンサートプロモーター、演劇で言うところの舞台監督と制作を合わせた仕事です。そのため、本当に一番最初(高校2年生の春頃)はイベント・コンサート系の専門学校に通うことを考えていました。でも経営や教養学問もしっかりと学びたい、そしてシビアな話、4年制大学の方が初任給が高い。なら国公立大学で舞台について学べるところはないかと探し始めました。そこで学びたいことに近い大学がいくつかヒットし、その中のひとつが「国際観光芸術専門職大学(仮)」でした。この大学の最初の名前です。
しかし、第一志望は出願ギリギリ直前まで別の大学でした。第一志望のアクセスの良さ(都市圏)を取るか、CATのカリキュラム・設備を取るかで悩んでいました。
大学に関しての情報がほとんど出回っていない中、SNSで1期生にお話を聞き、せっかく大学に行くのなら他ではできない経験をしようと思い、直前で推薦の出願変更。今に至ります。
なぜ推薦で受験をしたかというと、単純に合格のチャンスが増えるからです。不合格であれば、一番最後の一般B日程まで受けるつもりでいました。なので、当日のメンタルのためにも共通テストの勉強もがっつりしていました。
それでも実は合格をして入学するまで出願先を変更したその決断が良かったのか自分で分からず、少しモヤッとした気持ちを持ってこの土地にやってきました。
今ではこの大学で良かったと本当に思います。カリキュラムもそうですが何よりも人が本当に魅力的なんですよね。寮で夜な夜な語ったり、今まで人とこんなにも自分の考えについて深く話したことって無かったなと思うわけです。みんなそれぞれ得意なことも苦手なことも、出身もやりたいことも、ルーツも違う。1学年80人の中でそれぞれの魅力が溢れているなと思います。
最後に、学校推薦型選抜の受験当日はどんな感じだったのかというお話。
私は出身が北海道なので飛行機で大阪まで飛び、そこからJRで豊岡へ向かいました。
受験時間が午前午後に振り分けられ、私は午前の受験でした。会場に到着すると制服の人達がいて、中にはスーツも結構いたなという記憶。
一番印象に残っているのは最初、試験官の教員が全体に話し始めた際の挨拶。「おはようございます!」がみんな気合に満ち溢れていて、これが各学校から上がってきた受験者たちかと
少し困惑しました。
そこから説明を受け、一番最初はグループディスカッションでした。6人くらいのグループで各グループごとに教室に移動しました。ちなみにそのディスカッションで同じグループで席が、隣になり、一緒に全体を進行した彼女とは現在ルームメイトです。
そして個人面接。
たくさん練習した面接の手順も虚しく、中々フランクな面接でした。(ちゃんと面接の手順や所作は練習してください!)
最初にグループディスカッションについてどうだったかを聞かれ、その後数分間(何分だったか明確に覚えていません。すみません。)で自己PRをしてくださいと言われ、そこから志望理由書、活動報告書を元にいくつか質問をされました。
終始朗らかな雰囲気で楽しかったのを覚えています。
最後の小論文は昨年1回分しか無い過去問をイメージして、どんな問題が出てくるのかと思い問題を開くと、全く違う傾向の出題がお目見え。著作権で掲載不可が多いですが問題だけでもぜひホームページでチェックしてみてください。
それをなんとか書き上げ試験が終了いたしました。
ディスカッションと面接は手応えがあったものの、小論文はどうだろうなあという感じでした。
「まあ、推薦がダメでも次は総合あるからな」と結構気持ちは楽でした。
そして合格発表当日は、同じ日に発表だった人がクラスに多くいましたが、午後の発表だったのは私だけ。みんなの合格を横目に昼がすぎるのを待つのみでした。
結果は無事合格。そして入学まで、この決断が正しかったのかという不安にたどり着くわけです。
そんなこんなで現在は自分で立ち上げたサークルの活動やひよっこながらに舞台監督をやったりして学校生活を送っております。
2つのトピックでだいぶ長い文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。改めて振り返ってみると受験当日から今日まで一瞬。時の流れの恐ろしさを感じています。
一気に冷え込んできていますので身体には気をつけて、みなさんの受験、健闘を祈っております。
ブログ担当者:ニシカワキイロ