ニシカワキイロ
第16回:学生BLOG【にゃんにゃんブログ】「放課後の講習会」
皆さんいかがお過ごしでしょうか。こんにちは、ニシカワキイロです。
最近の私はというと、6月初旬とは思えぬ暑さと来る初めての梅雨に怯えております。(北国出身)ちなみに5月末に豊岡は何度か30度超えの日がありました。恐るべき盆地。
先日参加したボランティアでは、「10月まで暑さが続くよ。」と教えていただきました。「豊岡は特別暑い。」と地域の皆さんが口を揃えておっしゃいますね。果たして11月まで生き残っているでしょうか。
まあそんなことはよくて、今回は”劇場技術講習会”についてお話したいと思います。
劇場技術講習会は舞台、照明、音響のセクションに分かれており、講習会を受けることで”プロスタッフの下で安全に作業の補佐ができる”(講習会資料より一部引用)というものです。
これを受けることでやっとプロの下で大道具制作室や劇場内の設備に触れることができるようになるんです。劇場は事故と常に隣り合わせの空間であると、この講習会を通して強く感じました。
舞台では、ダブルバインド(美術取り付けのときに使うバインド線をねじったもの)や鉄管縛りを習い、図面を描いて実際に平台を組むなどしました。
照明では灯体ごとの特徴を学んだり、静思堂シアターでのバトンへの仕込み、小劇場そぞろ座での脚立を使った仕込みを行いました。
音響はこれからなので、私も楽しみにしているところです。
この講習会は希望者が受講するため放課後に行われており、もう夜なので特に大道具製作室ではカエルの鳴き声が聞こえたりします。のどかです。豊岡は田んぼがたくさんあり、コウノトリが見られることがあります。もっとレアなものだと思っていたので、最初は衝撃を受けました。
ちなみにCATは最後の8限が19時に終わるので放課後はその後です。流石に毎日8限まであるわけではなく、私は現在の第1クォーターでは週に1日だけです。安心して!(?)
話が逸れましたね。
この講習会を経て、やっと自分たちの力で自主公演などができるので、我々の構想は膨らんでいく一方です。平台を組むときに初めて見る真っ直ぐ線を引くアイテムが出てきたり、『OZ2022』の舞台平面図を見せて頂いたり。照明もカラーフィルターを入れたり、卓を触ったりしてこういう演出が作れるかも、と考えていました。
新入生にとって、初めて直接舞台に触れる機会になっているのでワクワクしっぱなしです。
ということで、CATの新入生はこんな感じで最初のライセンスを取っております。
舞台人への第一歩!ということでこれからがより一層楽しみになっていく日々です。
今回はこんなところで、最後までお読みいただきありがとうございます。では。
ブログ担当者:ニシカワキイロ