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第100回-②:学生BLOG【二人三記】「フルートが繋いだ縁」

ぽち。

第100回-②:学生BLOG【二人三記】「フルートが繋いだ縁」

2人で書く芸観大生日記、二人三記。今回お送りいたしますのは、ぽち。です。なんと今回で学生ブログ更新100回目だそうですよ。皆様いつもお読みくださりありがとうございます。

 

皆様に先にお伝えしておきます。このブログ、読みづらかったらすみません!ぽち。は大学に入ってから文章を読み書きする時間を逃し続けており、近頃文章力の著しい低下を感じています。高校生の頃は小説を書いて学内コンテストで小遣いが稼げるくらいに言葉がスルスルと紡げたのですが…。今は喉元まで出かかった思いを上手く言葉にできなくて、ごっくん、と胃液に溶かし消すばかりです。だからよく胃もたれするんですかね。納得。そんなわけで読みづらくてもご容赦ください。

 

さて、ぽち。が大学に入学してから一年が経とうとしています。そこでふと、1年前にせっせと書いた志望理由書を引き出しの奥から引っ張り出してみました。未だ皺1つないその紙には「演劇で人と出会い、他者に触れて自分が変わる喜びを味わいたい、そして届けたい」と書かれていました。しかし、この1年間を振り返ると脳みその10割を音楽が陣取り、辛うじて脊髄で勉強と演劇とバイトがすみっコぐらしをしていました。

 

振り返れば私はかれこれ11年フルートという横笛を吹いています。小、中では親の勧めや友人関係に流されて吹奏楽部に入部。高校時代では演劇部だけに入部、するつもりだったのにフルーティスト不足の吹奏楽部の勧誘に乗ってちゃっかり結局兼部。大学でも、志望理由書にはあんなに演劇のことばかり書いていたのに、結局音楽系サークルのなまおとに入り浸り。今年の1月にはコツコツと貯めたバイト代35万を解放して中古のフルートAltusハンドメイド総銀製モデルを購入。銀(メッキをかけない)製法に由来し、「むっく」と命名したその楽器を愛で、「今の私の技術じゃむっくのポテンシャルを引き出しきれてない!これじゃ豚に真珠だヨ!!ブヒィ!!!」と言い訳をして3週間ほど前に朝来市市民吹奏楽団に入団。そして口では演劇に興味があると言いつつ、なまおとの編曲活動に喜んで手を伸ばし、今も免許合宿の傍ら楽譜制作に勤しんでいます。

 

自分でも不思議でたまりません。演劇に興味がある顔をしながら、どうして音楽から離れられないのか。「あーやっぱ、チェンソーマンにハマった頃見た、音楽の悪魔と契約した夢は本物だったか…。」などと時々脳みそにバグを起こしながら、今回の学生ブログを機に少し真面目に考えてみたところ、私とフルートの間には、私が思っている以上に強い繋がりがあるとわかりました。それはもう、ネオジム磁石の磁力より強い結合で。

 

突然ですが私の交友関係のほとんどは、中高からの友人と信愛している大学同期、先輩で構成されています。そしてびっくり。その9割以上は吹奏楽部やなまおとで出会った人たちです。ですから私が笑っているすぐそばには、いつもフルートが出会わせてくれた人たちがいます。その空間は刺激と喜びに溢れています。私がフルートを吹いていなければ、得ることのなかった縁で、刺激で、喜びです。

つまり私から伸びた出会いの糸は、あの500gにも満たない銀色の楽器にひとつひとつ結ばれてきていたのでした。私にとってのフルートは、交友関係の、強いては人生を形づくる礎だということです。侍にとっての刀とか、魔法使いにとっての杖とか、花粉症の時に欠かせない箱ティッシュとか、ん?なんか違う?…と同じくらい、何にも代え難い、尊い存在です。そういったわけで、私は無意識のレベルでフルートと繋がることを求めていて、音楽から離れられないのでしょう。

 

ここで改めて志望理由書を見返してみました。

「演劇で人と出会い、他者に触れて自分が変わる喜びを味わいたい、そして届けたい」

私は今、音楽で人と出会い、他者に触れて価値観や考え方が変わり、その刺激と喜びを味わっています。1回生にして、既に志望理由書に思い描いていた大学生活とは遠くかけ離れた日々を送っていますが、どうやら演劇の代わりに音楽で、やりたかったことを成せてきているようです。残りの3年間で、残りのやりたいことをどう成していくのか。方法すらまだはっきりとわかりませんが、なまおと初の外部公演「はるおと2024」はそのヒントになるのではないかと思っています。

 

ということで!宣伝ターイム!!!はるおと2024の案内を以下に掲載致します。

 

…っとその前に、そもそもなまおとが一体どのような活動をしている団体であるかを紹介し忘れておりました!なまおとは、音楽系の大学公認サークルでして、コンセプトは「既存の音楽にとらわれない!」です。吹奏楽部×バンドのような形態で様々なジャンルの楽曲を「生」演奏することをメインに活動しております。忙しい大学生ならではですが、同じ曲もイベントによって違う人、違う音で構成されるのもなまおとの面白さのひとつです。そのほか過去の活動や詳細情報は、各種なまおと公式SNSからどうぞご確認くださいませ~。

 

よし!ということで、気を取り直して、はるおと2024のご案内を致します。

 

 

はるおと2024 ―舞いおどれ、スタートライン。—

 

日時

2024年4月13日(土)

14:15開場 / 15:00開演

16:00終演予定(途中休憩有り)

会場

豊岡市民プラザ ほっとステージ

演奏曲

「Hello Song」- 星野源

「花になって」- 緑黄色社会

「春よ、来い」- 松任谷由実

「アドベンチャー」- YOASOBI

「Mrs. GREEN APPLEはるおと2024メドレー」- Mrs. GREEN APPLE 他

生演奏×ダンスパフォーマンスや、

開場時間中の有志メンバーによるミニライブも!!

チケット料金(3月9日正午より販売開始)

未就学児無料
高校生以下300円
専門・大学生500円
一般800円
なまおと応援価格1400円
当日券一律1200円

 

当日券は一律1200円ですので、少しでも気になった方はひとまず予約してみてください。お待ちしております!!

といっても、4期生はこの日研修があってご来場いただけないようですので、4期生でなまおとに興味を持ってくださった皆さんは、代わりに新歓イベントに大大大注目です!

 

はい、宣伝タイムしゅーりょーーー!!!

 

ゴホンゴホン、ぜぇ、はぁ…。やっぱ喘息のときに呼吸器官を酷使しちゃいかんですな(実話)。あ、至って元気でございます。御心配には及びません。

 

ところで先日、お食事処で出会った方から「(芸観大に来ても)思ったより光なかったでしょ。」という言葉をお受け致しました。その場にいた友人と、「そうですねぇ…でも、楽しいです。」とお答えしました。その方は知らぬ間に私たちの分まで食事代を支払ってくださって、去り際に「頑張ってね。」とだけ言葉を残して帰られました。惚れる。私もそんなかっこいい大人になりたいものです。

 

その方にひとつ、伝え忘れたことがありまして。「思い描いた光はなかったけど、思いがけない光はあった」ということです。私の場合はそれが音楽で、なまおとです。

入学してそろそろ1年。思い描いたような学生生活は送れていないけれど、この大学に来たことを後悔してはいません。そしてこれからも後悔しないように、思いがけない光の中を必死にもがきます。音楽ともっと泥臭く向き合ってみます。ですからどうか、これからも温かく見守ってください。何卒よろしくお願いいたします。

 

それでは、今回はここまで。最後までお読みくださりありがとうございました。またいつか、どこかでお会いしましょう。ぽち。でした~

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