黒子駿
第100回-①:学生BLOG【二人三記】「楽しさは無限大∞」
タイトルの∞←これ、CATのロゴみたいじゃない?
二人で書く芸観大生日記、二人三記です。
ついに来ました!100回記念日!自分の回で100回を迎えるなんてラッキーすぎる。今の私の幸運度は最高潮なので何かきっと降るんでしょうね。飴かメルティーキッスがいいなあ。
冗談はさておき、今回のブログが私の最後の担当回ですので、文字数的に最後の最後に大暴れしておきます。
今回のテーマはズバリ、「私の第3Qと第4Qがおわった!」と「同期だいすき!」と「3期生、後輩できるってよ〜オラビクビクすっぞ〜」です。
「私の第3Qと第4Qがおわった!」
3回目の担当回は確か第3Qに執筆したはずですので、第3Qから今までを大まかに追っていきたいと思います。
振り返る前に、私が前回ブログで危惧していた雪はそれほど猛威を振るわず…振る…振るったのかあれは…
大雪の日がありました。それはそれはもう、こたつで寝ていた猫も飛び起きるレベル。九州産の同期たちは例外なくお外で大はしゃぎしていました。長崎産と熊本産の同期はスマホを雪に落として大捜索をかましていましたが。
雪の日に地域差も感じました。雪なんて何がいいの?という顔をするひと、雪だ\\ヒャッホーイ//なひと。これがたまらなく面白いんですよ。本当に色んなところから来ているからこそ生まれる会話の多様さがCATのいいとこ!
ちなみにその後、膝丈まで雪が降って靴がベショベショになり風邪をひきました。
閑話休題。
肝心の第3Qでしたが、「学校に来なくなるぞ」と先生方や先輩方から散々脅された割には「あれ、なんか結構生き残れたな…」でした。なんなら第1Qよりも真面目だった説。
それにはちゃんと理由がありまして、第1Qなんてホームシック!慣れない土地!慣れない寮生活!次回!1年生死す!デュエルスタンバイ!なんですよ。
確かに第3Qは授業数は多いし学園祭あるしなんかもう色々あるけど、慣れが出てくるので上手いこといったのではと考察しています。これはあくまでも個人差ですので、くれぐれも参考になされませんように!ドン引きするほど忙しいのは確かですので、舐めてかかると痛い目見ます。ぺろぺろ。
第3Qが終わって第4Qに突入、私は演劇WS実習、ダンスWS実習を選択していました。細かい内容は未来の後輩たちのためにネタバレを避けておきますね。
その実習と両立して、私は2回連続で作品作りに関わっていました。ひとつは舞台美術、ひとつは演出とキャスト。確かに体力的にはキツかったのですが、本当にいい経験でした。語りたいのですが、語りすぎて助走つけてぶん殴られかねないので割愛します。
今後は音響をしてみたい!絶賛勉強中です。形から入ろうとしてたっけえモニターヘッドフォンを買いました。先輩方のあとを金魚のフンみたいにくっついて行ってます。音響がしたいです。音響がしたいです。(2回目)
そして今。諸々終わってからの方が大変でした。というか大変です。
やること無さすぎて死んじゃう!!!!!
悲しいかな、常に何かをしているがために逆に何もしていないとしんどくなるなんとも業の深いCAT生です。私だけですか?
「同期だいすき!」
CATは同期が80人前後と一学年が少人数です。そして1年間の寮生活があり、その中でとても深い絆を結ぶことも少なくありません。もちろん人によりけりなので一概にはいえませんが、私にとっての寮生活は心を豊かにしてくれるものでした。
個性が豊かすぎる同部屋のひとたちと一緒に七夕や十五夜などで季節を感じたり、ふと交流室に顔をのぞかせた同期とノリでコンビニへ繰り出してみたり、交流室でゲームしたりお喋りしたり、サークル終わりにラーメン食べに行ったり、弱いところも全てさらけだして夜が明けるまで語り合ったり、引っ越してもなお一緒に遊んだり。
私にとって、同期は私に無いものを持つ嫉妬の対象であり、時には競い合う競争の対象であり、いざという時には頼れる信頼の対象であります。特別な感情マシマシです。きっとこの先の未来で彼らの存在は私の中で非常に大きくなるのだろうという予感が早くもしています。
私にも鍋を囲んだり、一緒にお出かけしたり、ボウリングでボコボコにしたりボコボコにされたりする仲間がいます。つい先日も皆で、隣県の京都は福知山へ遊びに行きました。サムネイルになっている写真は、福知山のとある所で歩いている大学生の写真です。
目的は映画だったはずなのに普通に観光を楽しんでいて、CATでの勉強が活きているなと感じたり。神社は土とリアルを感じてよかったです。
生まれも性別も関係なく、ただこの豊岡という土地で出会った友人として気軽に付き合えることのありがたさが身にしみます。今度は出石にあるグランピングに行って焚き火をするか、それともテーマパークに行くかみたいな話をしています。とっても楽しみ。
「3期生、後輩できるってよ〜オラビクビクすっぞ〜」
「うちら後輩できるんだってよ」
「絶対嘘だどうせ来年に入学でしょ」
「ほんとだよ現実見ろ」
こんな会話が私の中で延々と繰り広げられています。なんてこったパンナコッタ。
そうです。我々3期生は入学からおよそ1年が経過し、後輩を受け入れる準備の真っ最中なのです。正直な話をしますと、後輩が怖くて怖くてしょうがないです。あ、嫌いとかじゃ全くないですよ。きっと関わっていくうちに後輩のことも大好きになるんでしょうけど、今この瞬間、目の前がまっくらになった!になりそうなくらいには怖いのです。
なぜ怖いのか。…先輩になるための能力や経験が足りていないと感じるから。
小学生が中学生を眩しく思うように、中学生が高校生を眩しく思うように、私にとって1期生や2期生の先輩はとても眩しく、キラキラしています。なんでも出来る素晴らしい先輩方です。そんな先輩方を見ているからこそ、自分がそんなに素敵な先輩になれる自信が無くて怖いのです。あと、私よりもすごいものを持った後輩が来るのも怖い。一生1年生がいい!と叫んだ声は半分冗談であり半分本気でした。
でも、私には事実として1年間CATで学んできた経験がある。知識がある。その経験や知識を少しでも後輩に届けなければ、私は1期生や2期生の先輩方に憧れたままでずっと背中を見ているだけになってしまう。
どこかの誰かが、憧れていては超えられないと言っていました。
私は、少しでも先輩方の隣に立ちたい。私のような思いをする後輩がいれば、手を差し伸べてあげたい。
Q:うち後輩怖いんやけど、仲良くなれるかな
A:当たり前だろうがテメェ
って同期が言ってたのできっと仲良くなれるはずです。後輩が入ってくるにあたって、気持ちの面では怖さが6割、楽しみが4割くらいなので、きっと私はなんだかんだ言って後輩にいっぱい話しかけるんでしょうね。X(旧Twitter)でお話してくれる4期生のみんなありがとう。恩の押し売りバーゲンセールだったらごめんね。
今、新入生歓迎会の準備が急ピッチで進められています。みんなまだ見ぬ後輩を楽しませようとがむしゃらです。私も新歓委員として、入学式第2部の準備を進めています。第2部にもちょろっとでます。良ければ終わった後にでも話しかけてね。てへ。
あと、豊岡含む但馬地域は非常に豊かなところです。豊か?なんもなくない?と、お思いですか?いやいや違うんですよ。私も初めて豊岡に来た時に「電車がすくねえ!!!!!スタバもドンキもねえ!!!!」と思ったものですけど、違うんですよ。
豊岡は、精神的に豊かになれる土地です。お祭りがたくさんあったり、玄武洞や竹野、城崎などの素晴らしい観光資源があり、そこに住まう人が暖かい。何よりも星がきれいです。疲れてしまった時には空を見上げてみてください。。大多数の芸観大生にとって馴染みのないこの空が、見上げてもビルがないこの空が、私はとっても好きなのです。
新しく入ってくる方々も、ぜひいろんな地域を巡ってみてください。
最後に、今後CATに入学してくる方へ向けて偉っっそうなアドバイスを贈ります。散々偉そうな講釈を垂れておいてまたかよ!って言われそうですが、許してくださいね。
沢山同期と喋ってください。
沢山先輩と仲良くなってください。
沢山但馬という地域を歩いて遊んでください。
沢山挫折を味わって、沢山経験してください。
やりたいことは、どんどん口にしてください。そうすればきっと、いつかできます。
CATでの日々は思った以上に険しく、弱音を吐きたくなる時もあるでしょう。思ってたんと違うと嘆きたくなる時もあるでしょう。モヤモヤしたり、イライラしたりする時もあるでしょう。豊岡なんもねーじゃん!って言いたくなる時もあるでしょう。そんな時は、逃げ場を作ってください。どこでもいいです。同期、先輩、バイト先、そこら辺にいる猫、実家。頼れるもの全部頼って、使えるものは全部使い倒してください。
私たちは、あなたがたの入学を心よりお待ちしております。