青空感謝祭
第97回-②:学生BLOG【二人三記】「定期パラレルワールド体験」
二人で書く芸観大生日記、二人三記です。
こんにちは。青空感謝祭です。
突然ですがみなさん、パラレルワールドってご存知ですか。
「パラレルワールドとは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空とも言われている。─Wikipedia」
実は私と私の大学の友人たち、数ヶ月に一度、パラレルワールドに飛ばされたかのような感覚を体験してるんですよ。
本日はこの不可思議な現象について書いていきます。
CATにてパラレルワールドを体験するためには、3つの条件を満たす必要があります。
①プロジェクトや委員会など、課外活動が(心理的に)忙しいこと。
②↑の活動から逃げたい気持ちがどこかにあること
③帰省(地理的に遠ければ遠いほど体験確率UP)
大学4年間というのは、暇に過ごそうと思えばどこまでも暇にできるし、忙しく過ごそうと思えばどこまでも忙しくできてしまう期間です。
そして我々CAT生の多くは、学生間にいつからか漂う生き急ぎムーブに呑まれ、どこまでも急いています。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。
学生でいられるうちに、やりたいこと全部やらなきゃ。
立ち止まりたい、立ち止まりたくない、立ち止まりたい、立ち止まりたくない。
そんなとき、「帰省」という強制休息イベントが訪れたらどうなるか。
───あいつ、帰省してから連絡取れないんだよな。
そう、消息が途絶えるんです。
なぜならば「あいつ」は今、実家というパラレルワールドにいるから。
かくいう私も、現在進行形でパラレルワールド体験をしている一人です。
テスト/サークル/実習etc…の怒涛のラッシュを超えて地元に帰って来た瞬間に襲われた、世界線が乖離する感覚。
豊岡で忙しく過ごしていた世界線と、実家のソファでまったりと本を読む世界線。
周囲にはいつもはいない家族がいて、いつもいる友人たちが誰一人としていない。
あれ?おかしいな
ここって、同じ世界?
いや、そもそも豊岡での日々って、本当に現実…?
この世界線の乖離が「パラレルワールド体験」です。
実家に帰ってきたとき、豊岡とのつながりは唯一、手元の四角い薄型電子機器だけです。
もし電源を切ったら、豊岡での生活は実質、自分が今いる世界から消えます。
電源ボタンに指をかける。
いや、でも、、、
この、地元で何もせずまったり過ごしてる安心感がもどかしいから、わざわざあの大学に行ったんでしょうが!!!!!
と、そんなこんなで、怠惰な自分に鞭打ち、いつもよりワンテンポ遅れた業務連絡をしながら、並行世界の速すぎる時間の流れになんとかついていっているわけです。
きっと4年後、この充実しすぎた日々は一生涯の宝物になっていることと思います。
しかもね〜なんだかんだ言ってやっぱり、数日実家でまったりしてると、またすぐに何か作りたくなってきちゃうんですよ。
作品制作って超楽しいからね!!
次はどんな作品を作ろうかなぁと実家のソファでわくわく考え出したところです。
それでは、夕食が始まるようなのでこの辺で。
ブログ担当者:青空感謝祭