授業風景
観光交通業実習「京都丹後鉄道編」の様子を紹介します
「観光交通業実習Ⅰ」では但馬・丹後地域の様々な企業で実習をさせて頂いています。その中から、本日は京都丹後鉄道様での様子をご紹介します。「京都丹後鉄道」は高速バスで有名なWILLER TRAINS株式会社様が運行する、京都府北部の丹波、丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る鉄道です。
実習期間の10日間で、講義による業務理解や施設内見学・ダイヤ作成・観光プラン検討・実際の駅業務を行うなど、幅広く学ばせて頂きました。
9日目のこの日は、天橋立駅と宮津駅で、駅の窓口業務・作成したモデルコースの観光案内を主に行いました。
モデルコースは学生が自分達で考えたものです。
くろまつ・あかまつ・あおまつ等の観光列車の取り組み実績を学び、学んだことを活かして魅力あるプラン内容とは何かを考えながら作成しました。現在運行している列車と観光地を充分楽しめるようプランを検討し、観光地の実地調査を行い、チラシにモデルコースをまとめました。
そのチラシを天橋立駅で特急電車から降りてこられた観光客の方に直接お渡し、丹後地域の魅力発信を行いました。
指導官である駅員さんに親切に教えて頂きながら実際の窓口業務を行いました。主に切符の発行や、構内放送をさせて頂きました。
実習1・2日目の講義で学んだダイヤの見方を放送業務でも活かし、確認しながら放送していました。
この制御盤は長年使われているものだそうです。電車到着を知らせるもので、電車が近づくとランプが点灯します。ごくまれにレールの切り替え作業も行うそうです。
また、この日の宮津市は大雪のため電車が遅れていたこともあり、学生からは「ダイヤ乱れ修正やJRとの連携などを見て学ばせて頂く大変貴重な機会になりました」との感想がありました。