芸術文化観光専門職大学

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授業風景

「演劇ワークショップ実習A」の授業風景

本日ご紹介するのは、実務家教員の山内健司先生による「演劇ワークショップ実習A」の授業です。この授業は8日間(1日6時間)の夏季集中講義です。

この授業では、”自分の身体で考える”ことを軸に、詩や戯曲をもとに、グループでコミュニケーションをとりながら、シーンを作ることを目的としています。

本学の山内講師に加えて、演劇家の藤原佳奈さん、俳優の佐藤蕗子さんが外部講師として来てくださいました。第一線で活躍されている方からの直接指導とあり、数多くの学生が参加しました。

この日の授業では、台詞ワークをしました。学生同士でチームを組み、講師から渡された短い台詞の書かれたスクリプトをもとに、自分たちでタイトルを決めて、役柄や場所の設定を考えます。そしてリハーサルをした後、参加者全員の前で演技をします。

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実際に台詞ワークで使われたスクリプトの一つを紹介します。

A  お願い

B  あとどれくらい?

C  無理

A  あ

C  なに

B  ・・・・・

A  なるほどね

B  じゃ、いくわ

C  うそ

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学校の教室での会話、コンビニのトイレでの会話、ジェットコースターに乗りながらの会話、全て同じ台詞ですが、演じるグループによって全く異なる雰囲気や意味を持ちます。また、短い演技にも関わらず、大きな笑いが巻き起こったり、切ない気持ちになったり、深く考えさせられたりと、学生たちはお互いのオリジナリティあふれる演劇を鑑賞し合いました。

演技終了後、講師からフィードバックをもらいました。椅子の配置の仕方から、演技を終わらせるタイミング、間のとり方、役柄の設定の仕方、そして身体を使って演じることなど、プロの目線から様々なアドバイスをもらいました。

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