ふねふね
第77回-②:学生BLOG【二人三記】「もうすぐ豊岡演劇祭ですね」
皆さん、お久しぶりです。ふねふねです。 人数が多いので油断していたら自分の番が回ってきて驚きました。
今回、私からは芸術文化観光プロジェクト実習1について話していきたいと思います。
この実習では豊岡演劇祭に関する最初の実習になります。具体的にどんなスケジュールかと言うと実習全体で8日間あ り、そのうちの5日間はレクチャーやリサーチ、グループワークになっており3日間は現場実習か現場リサーチになってい ます。
とまあ、さらっとこんな感じですと言ってもよく分からないと思うので詳しく書いていきますね。
まず、5日間の内のレクチャーは午前中にあり、海外の芸術祭を比較に挙げ運営方法や発生ルーツを聞いたり、ゲストで 豊岡演劇祭のプロデューサーの方から話を聞いたりしました。午後からはレクチャーを元に個人でネットや文献を調べて 豊岡市の観光課題や演劇祭の意義について考えました。その後、グループになり個人リサーチを元にみんなで話し合い 最終的に豊岡演劇祭において提案したい企画を考える流れでした。
先日、グループ発表を終え一段落したのでここまで の話でのことを書きたいと思います。
今回の実習で得たこととしては、まず豊岡演劇祭の方向性やどうすればもっと多くの人が満足するイベントになるのかと いう運営側としての視点からの考えでした。去年の演劇祭のアンケートや自分たちが豊岡に来てからの感想を合わせな がら、どうしてこのような結果に至ったかを考え具体的にどんなことをすれば解決されるのか、また、そのことに対する障 壁は何かを考えました。
豊岡に来てから想像していたよりお店が多いと感じていて、アンケートでこのことが書かれているのを見て、数あるお店の魅力やアクセスを紹介するマップが必要だと考えたり、イベントへ来たきっかけからSNSでの宣伝が行き届いてないことを知り、SNSが活性化しない理由を他の芸術祭と比較して考えたりしました。
グループで議論していると、どうして豊岡演劇祭をするのかということを深く考えました。この芸術祭は市で集めた税金を使わず、国からの助成金を使って市の財政負担をできるだけ軽減しようしている点からも、かなり市民に気を使いながら行っている地域活性化の取り組みであることが分かりました。
しかし、市民への正しい認識の浸透具合は浅く、また、演目も市民にはハードルが高く感じるものが多く豊岡の名前を冠するわりに市民との関わりが薄く、市民の関わりを強くする取り組みの必要性を感じました。またアジア1の演劇祭にしたいというわりには ターゲットは京阪神の演劇ファンと言っていたり、不便を利用するというわりにはその場所で暇を潰せる場所や企画が間に 合っていなかったりと、どうして、この土地で演劇祭をするのかを話し合えば話し合うほど分からなくなっていきました。
観光による町おこしに芸術を繋げることはとても難しく試行錯誤が必要だと感じました。 現場実習に関してはこれからなので分かりませんが、直接お客さんと接する重要な部分だと聞いているので今から少し 緊張しています。事前にスタッフのワークショップもありましたが知っているメンバーが観客役だったので練習になったか どうか不安です。残りの3日で次は実際の観客の声を聞いて豊岡演劇祭の課題を見つけていきたいと思います。
以上が芸術文化観光プロジェクト実習1の話です。
つい先日、後輩から志望理由書について相談を受け、添削をしました。もう受験の準備時期なんですね。私は、一般まで残ると思っていたため推薦の準備は入試の一週間前に始めました。
しかし、志望理由書に書くことは半年前から考え自分で足りないと思うエピソードは体験できるよう行動していました。 今思うに、反感的な感情や疑問を経験した上で、どうすればそれを解決できるのかを考えてみる癖はある人間であればあるほど、明確に学びたいことが見え具体性のある志望理由になって良いのではないかなと思います。
観光に無理に絡めようとか考えず、まずは自分が学びたいと思う素直なきっかけを挙げて四年間の大学生活で取りたい講座を書き上げ何を学びたいか明確にしてみてください。 私は志望理由書に観光のことを書きませんでした。
無理に観光を絡めると文章も汚くなるので、一貫性を重視して最終的になりたい自分を書いていました。もし観光も大事にすると意思表示したいなら面接の時に話をしたほうが良いと思います。
かなり長文で書いてしまったので今回はここまでにしたいと思います。 ここまで読んでいただきありがとうございました。
以上、ふねふねでした!またね。
ブログ担当者:ふねふね