えだまめ
第66回-①:学生BLOG【二人三記】「芸観大の授業を合法的にサボる方法」
二人で書く芸観大生日記、二人三記です。
お初にお目にかかります、「えだまめ」と申します。突然ですが実はこの『二人三記』というタイトル、発案は私なんです。
もちろん学生ブログメンバー協議の末に決まったものではありますが、こう毎回の前口上で皆さんに名乗ってもらえると、考えたかいがあったなあと、毎週のブログを見ては頬を緩めています。
さて、今回はご無沙汰しておりました芸観大での授業についていくつかお話させていただこうと思います。
というのも、皆さん豊岡での新生活や新推し活に夢中になるあまり、「大学の広報の一貫としては授業内容についての話が少ない」とのお達しが下ったもので…
ネタとして蓄えていた「不仲すぎて寮生活崩壊タイムアタック新記録」をかなぐり捨て、「芸観大の授業を合法的にサボる方法」について語らせていただくことと相成りました。少々過激なタイトルですが、最後までお付き合いください。
前提として、弊学には特殊な授業が多く存在します。例えば会話しながら学外を散歩したり、ChatGPTにレポートを書かせたりなど..まあこちらはおいおい他の方が語ってくれるとして。
人によっては身体的や精神的に負荷がかかるかもしれない授業もしばしばなのです。
例えば一体どんな授業かといいますと、皆様はマリーナ・アブラモビッチ氏の”リズム0”という作品をご存知でしょうか。
この作品では、机上に72個のアイテム(花やろうそく、実弾が入った銃まで様々な72種)を並べ、彼女自身はマネキンのように観客の前に立ち、次のように述べたのです。
『これから六時間、皆さんはテーブルの上のアイテムを私に対して好きなように使うことができます。この時間の責任は全て私がとります。』と。
この顛末はぜひ調べてみてほしいのですが(過激なものですのでご注意ください)、要約すると徐々に観客の振る舞いが過激になり、アブラモビッチはこの公演後にストレスや恐怖で髪の一部が白髪になった程でした。
で、これをやりました。授業で。
アブラモヴィッチ役として。私が。
めっちゃ怖かった。
まあ、もちろん六時間もやった訳ではないし、実際に行動を起こすのではなく紙に書くという思考実験のような形で行われたのですが。
それでも精神的負荷は強く、授業後に腹痛に見舞われ、次の講義に遅刻するほどでした。(めっちゃ楽しかったけどね!)
さて、本題はここからです。このような負荷がかかる授業は他にもありますが、担当教員の指示の範囲内で休憩等が認められている場合があります。
実際に、キツい筋トレの授業ではいつでも水筒で水を飲みにいっても大丈夫ですし、セクシャルだったり重い動画を視聴する際は、不快に思うなら目を背けてもいいと言ってくれる先生もいらっしゃいました。
これが、芸観大の授業を合法的にサボる方法です。まあ、サボるとはまた意味が違ってきますが。
ここまでで私が皆様に伝えたいことは、芸観大はとても柔軟に生徒を受け入れているということです。
弊学は他にはない魅力のある大学であることは事実です。ですが、まだできてたった3年の新設大学。多くの生徒からのフィードバックを受け、変わろうとしている最中でもあります。
授業や学校生活で不快に思うことがあれば、自ら積極的に行動することで何か変えることができるかもしれない状況にあります。
なので、もし今の状況で気になることや自分に合わないと思うものがある受験生の方がいれば、ぜひ一度オープンキャンパス等でその旨を伝えてみてください。
すでに配慮が行われていたり、正当性が認められれば新たな措置が加わる可能性があります。
ぜひあなたらしい大学生活を、ここ芸観大で送っていただければと思います。三期生はすでに、新入生の皆さんを心待ちにしています!
(オープンキャンパスやその他プロジェクトも、本格的に進み始めたとか。)
話が長くなりましたが、ここらで結びとさせて頂こうと思います。このブログは、これから違法に授業をサボって家族旅行に行く、「えだまめ」が担当させていただきました。
また皆様に会える機会を楽しみにしております。お疲れ様でした。✈︎
ブログ担当者:えだまめ