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特別回:学生BLOG「OZ2022」②

ニシカワキイロ

特別回:学生BLOG「OZ2022」②

今回も特別回『OZ2022』②(最終回)をお送りいたします!

今回は制作部内の各部門へのインタビューです。こんなにセクションが分かれているのかと驚きました、、

【制作部・広報・報告書】

Q1. どんな仕事内容ですか

広報としては、記者会見の準備・司会進行、チラシの送付先リストの作成・発送などでしょうか。記者会見の準備には会場の準備だけでなく、配布資料の文面作成などの仕事も含まれています。また、今回はチラシの送付先を豊岡だけでなく京都や大阪などにも手を伸ばしました。

報告書の作成はまさに今からなので、頑張っていきたいと思います!

Q2. 見どころはどこですか

一番の見どころは、やはり客席が2種類に分かれているところだと思います。エメラルドシートは劇場にいたまま、ドロシーシートは3人のドロシーと3班に分かれてエメラルド宮殿まで旅をします。「何回観ても違う経験ができる」というとても新しい演劇作品ではないかと思います。私も2回観ましたが、全く違う作品に見えてとても新鮮でした。

Q3. 大変だったことは何ですか

一番大変な報告書作業がこの後に残っていますが笑

今までの仕事で一番大変だったのは、記者会見(プレリリース)でした。その後の作業の関係で授業が始まって本当にすぐ記者会見の準備をしなければならなかったので、とにかく時間が足りませんでした…。また、私は司会進行役もさせていただき、その準備もあって大変でした。ですが滅多に経験できないことなので今回経験できて本当に良かったと思います!

Q4. この部門を選んだ理由は何ですか

私はこれまで演劇作品に役者としてしか関わったことがなく、所謂”裏方”の仕事内容を知りませんでした。それを自分で経験するために制作部に所属することを決意しました。役者には役者の、裏方には裏方の大変さがあり、それは比べるものではなくお互いがお互いを尊重し、感謝し合うことで素晴らしい作品が作れるのだと知りました。この部門を選んで本当に良かったと感じています。

【制作部・票券】

Q1. どんな仕事内容ですか

チケットの印刷、予約の調整、当日チケット数決め、電話対応、(当日は)受付などホワイエでの業務、動員数報告

Q2. 大変だったことは何ですか

当日お客様にお渡しするチケットは、予約の関係上、前日あたりにしか作ることができません。時間のない中で、お客様の手元に残るチケットをいかにミスなく丁寧に組むかというところが一番自分自身注意していましたし、大変でした。

Q3. この部門を選んだ理由は何ですか

当日に注目が集まったり、人の注目が集まりやすいお仕事が苦手に感じているからです。前日や当日に下準備をして誰かが輝く姿を見えないところで支えたいなと思って制作部を選びました。

Q4. 楽しかったことは何ですか

苦手なことを同じセクションの仲間とカバーしあって作業できたり、お客様に激励をいただいたり、予約の動員状況が増えていたり、様々なことが日々楽しいし嬉しいです。また、動員報告などをする際にどういった一言を添えるか、言葉選びを結構悩んでいるので、報告後に「みたよー」ってお声がけをいただけたりするととても嬉しいです。

【制作部・当日運営】

Q1. どんな仕事内容ですか

公演当日、お客様の受付をしてチケットをお渡しする係と終演後にアンケートを回収する係です。今回は退場アナウンスも担当しました。

Q2. 大変だったことは何ですか

開演後にホワイエにある受付やパネルを撤去して黄色いレンガの道を敷かなくてはならなかったことです。片付けやすい配置をみんなで考えました。

Q3. この部門を選んだ理由は何ですか

お客様と直接コミュニケーションを取ることができるからです。

Q4. 楽しかったことは何ですか

直接お客様のお顔を見ることができたことです。開演前に楽しみにしている表情であったり、終演後に笑顔で帰ってくださる様子であったり…お客様の反応にこちらまで嬉しくなりました。

【制作部・当日パンフレット】

Q1. どんな仕事内容ですか

(制作部全体としては、公演企画中のお客様対応や会場設営、対外的な公演の運営に携わる様々な業務を行います。)当日パンフレット部門としては当日パンフレットの作成が主な仕事内容です。

Q2. 大変だったことは何ですか?

適切かつ遊び心のあるパンフレットを目指したレイアウトです。如何に見やすく、加えて作品に沿った内容のパンフレットにするかという点を重視して作業に取り組みましたが、”お客様の目に触れるもの”として「斬新さ」と「普遍性」を調整することが非常に難しいと感じました。更に、作品を彩るパンフレットとして雰囲気の整合性を図るため、文字のフォントやサイズ、配置における絶妙な調整をする必要がありました。どれも大変な作業でしたが、同時にやりがいや達成感を感じられるものでもありました!

Q3. この部門を選んだ理由は何ですか?

この部門を選んだ理由は主に2つあります。まず1つ目は、「前回のPAPでの反省を生かした活動から新たな学びを得たい」と思ったためです。私は前回も制作部で当日パンフレット制作作業の一部を担当していたため、その経験と反省を活かし、さらなる学びを得るためこの部門を選択いたしました。

2つ目は、純粋に「お客様が公演を観る前の”ワクワクする時間”を創り出す当日パンフレット」に可能性と憧れを感じていたためです。多くのお客様は、これからご自身が観られる公演に大きな夢と期待を抱いてご来場されるものと思います。そんなカラフルで素敵な感覚を公演開始まで繋ぎ止める手のような当日パンフレットをまた作ってみたいと強く感じたことも、部門選択の大きな理由の一つです。

Q4. 楽しかったことは何ですか?

数え切れないほどありますが、作業において特に楽しいと感じたことは、「様々なギミックを考え、それを実現させる工程」です。実は、今回の当日パンフレットにはたくさんのギミック(仕掛け)が隠されています。『OZ2022』のビビットで軽快、そしてどこかふんわりと優しい世界観をモノクロのパンフレットで表現するため、多種多様な工夫を凝らしました。しかし一方で、複雑な構造は単純には実現することができません。ありとあらゆる可能性と希望を考えた上で、それを如何に形にするか、ということを部門全体で協力しつつ考えたことは、非常に楽しい時間として記憶しています。

【制作部・関連企画】

Q1. どんな仕事内容ですか

託児サービス・バックステージツアー・ホワイエ展示などの企画運営、当日は受付や会場案内などを行った。

Q2. 大変だったことは何ですか

企画を自分たちで1から考えること。

託児サービスは実際に担当していただける方にお話を直接伺って、託児を行う上での注意点やどのような空間にすればお子さんが快適に過ごせるかなどお子さんの視点で考えた。加えてバックステージツアーは高校生の視点に立ち、どうしたら興味を引く内容になって大学進学を考えることができるか、『OZ2022』の裏側をより見せることができるかなどを意識して取り組んだ。様々な視点から企画を考え配慮することが今回1番難しいと感じた。

Q3. この部門を選んだ理由は何ですか

前回のPAPでも制作を行い、公演を裏から支えることに魅力を感じたから。また、自分の将来に役立つ企画力や発想力を身につけられると思ったため。

Q4. 楽しかったことは何ですか

企画だけでなく、受付や会場案内などお客さんと直接触れ合えることが改めて楽しいと感じた。受付ではお客さんの「劇場に入る前の顔」と「公演が終わった後の顔」を見ることができ「公演とても良かったです。」と感想を頂けることもあるため達成感を直に感じられる。また、お客さんだけでなく各セクションとのコミュニケーションも取れるため様々な知識を得ることができる。

ボリュームたっぷりの内容となりましたがいかがだったでしょうか。公演期間中、『OZ2022』の観劇と大学説明会を合わせたオープンキャンパスも開催されたので、足を運んでくださった受験生の方も多くいたと思います。少しでもPAPがこういうものなんだとお伝えできていたら幸いです。

私自身は”エメラルドシート”と”ドロシーシート”それぞれ1回ずつ観劇しましたが、2回でもまだ観足りないなという感じです。あと最低でも2回は観たい!!

“なりたい自分”ってなんだろう、ととても考えさせられました。ドロシーたちはカンザスに帰るべきなのか、なんでも叶う国は幸せなのか。ドロシーシートではこれからの大学生活に備えて”体力がほしい”という願いを書きました。運動します。

そして、私はステージのカーテンコールがたまらなく好きなのですが、今回も俳優さんたちがキラキラとしている姿を見て泣いてしまいました。多くの人が関わって完成する一つ一つの公演が改めて素敵だと感じました。

あの『OZ2022』の空間がずっと残っていてほしいと思いながらも、千秋楽の次の日には普段の劇場に戻り、授業が再開されました…

そして今回強く思ったのは、劇場がすぐ近くにあるって素晴らしい!!寮はキャンパスのすぐ隣なので1分ほどで劇場にも足を運べるんです。毎日毎週公演があるわけではありませんが、公演があればすぐに行けちゃいます。次回のPAPも楽しみです!

最後に、改めて快く取材に応じてくださった先輩方、そして写真を提供してくださった制作部の皆さん、本当にありがとうございました。忙しい時期にお願いをしたにも関わらず、神様かと思いました。いや、神様です。

今後もこのようなインタビューなどもお届け出来たらと思っていますので、楽しみにしていただけたら!

最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。

写真提供:『OZ2022』制作部

ブログ担当者 ニシカワキイロ

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