舞台芸術
深澤 南土実
FUKASAWA NATSUMI
講師
主な担当科目
パフォーミングアーツ概論、舞台芸術入門、ダンスワークショップ実習、身体コミュニケーション実習、舞台芸術実習、芸術文化・観光プロジェクト実習
専門分野
ダンス、舞踊学、舞踊史、身体表現
経歴・資格
水戸芸術館にてコンテンポラリーダンスに出会い、ダンスや表現の奥深さを知りました。
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程博士号(人文科学)取得修了。
東京藝術大学特任講師やお茶の水女子大学特任アソシエイトフェロー、神戸大学ほか非常勤講師を経て現職。
学生へのメッセージ
社会人になる前の学生時代の時間、思い出や繋がりはかけがえのないものになりえます。そしてこの大学で学ぶこと、経験すること、挑戦すること、出会う物事全てが皆さんを豊かにしていきます。
ダンスや身体表現、パフォーミングアーツをはじめとする芸術・文化、観光・経営の理論と実践の学びを通じて、自分やひとや世界を知り、沢山の言葉や感情・イマジネーションを生み出していきましょう。そしてそれを表現すること、伝えること、創りあげることを磨いていきましょう。
研究テーマ
バレエの歴史やダンスとテクノロジー、ダンス教育史など、ダンスに関する研究を幅広く進めています。
主な業績・受賞歴など
《著書》
- 深澤南土実 『バレエ・デ・シャンゼリゼ:第二次世界大戦後フランス・バレエの出発』 法政大学出版局, 2020年
《論文》
- 鈴木範之、阪まどか、宮崎真利子、深澤南土実 「明治初期のピアノ導入の経緯を探る―幼児教育,体操教育,音楽教育,楽器産業の視点から―」 『教職実践研究』第7号, pp.17-33,2023年
- Shuntaro Yoshida, Natsumi Fukasawa “How Artificial Intelligence Can Shape Choreography: The Significance of Techno-Performance” Performance Paradigm 17,pp.67-86, 2022年
- 深澤南土実 「バレエ・デ・シャンゼリゼの軌跡」『舞踊学』37号, pp.10-25,2014年
- 深澤南土実 「バレエ・デ・シャンゼリゼの誕生―《旅芸人》と《ランデヴー》(1945)を中心に―」『お茶の水女子大学人間文化 創成科学論叢』第15巻, pp.123-132,2013年
- 深澤南土実 「ローラン・プティ《若者と死》―「生」の象徴としての「若者」―」『お茶の水女子大学人間文化創成科学論叢』第 14巻, pp.117-125,2012年
《口頭発表》
- Natsumi Fukasawa “Practical Integration of Dance and Digital Technology in Japan.” International online conference as part of the Priority 2030 strategic academic leadership program “DIGITAL-TRANSFORMATION VS VAGANOVA‘S LEGACY”,2022年
- 吉田駿太朗、深澤南土実 「コロナ禍の日本における人工知能を用いた振付作品の創作過程とテクノパフォーマンスの意義:《ベートーヴェン・コンプレックス》を事例に」 舞踊学会第25回定例研究会,2022年
- 深澤南土実 「ダンスにおける身体への意識と理解、空間意識」 第2回COI学会,2019年
ほか
社会的貢献・活動など
『舞踊年鑑』編集委員(2017-2019年)、早稲田大学 「日本舞台芸術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ」プロジェクト・メンバー(2012-2022年)、親子ダンスワークショップの開催など
但馬の好きなところ・おすすめスポット
城崎温泉の7つの外湯めぐり、KIAC(城崎国際アートセンター)、玄武洞