芸術文化観光専門職大学

教員紹介

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藤本 悠

情報

藤本 悠

FUJIMOTO YU

准教授

主な担当科目
担当科目:情報処理演習(1年)ICT演習(2年)観光情報演習(3年予定)
専門演習(3年予定)総合演習(4年予定)
専門分野
文化情報学、地理情報科学、地域創生論

経歴・資格

神戸市北区出身。

2010年3月、同志社大学文化情報学研究科博士後期課程修了。同年4月に日本学術振興会特別研究員PD、ユニバーシティカレッジロンドン客員研究員を経て、2011年4月、同志社大学高等研究開発機構特別任用助教(文化情報学部)に着任。
2013年、奈良大学文学部地理学科に専任講師として着任、2020年に同大学准教授となる。
2021年に芸術文化観光専門職大学に准教授として着任。博物館学芸員の資格を有する。

学生へのメッセージ

私は情報技術に関する科目を担当する教員として着任することになりますが、これまでには、地理学的な視点も交えながら、過疎地域の活性化を大きなテーマに、離島や中山間地域で地域密着型での総合的調査を行ってきました。海外への渡航経験も豊富で、中近東や中央アジアなども含めて24カ国の国々を巡ってきました。

現在はRIC(Research and Innovation Center)の活動の一環として、但馬地域の三市二町を巡り、様々な地域課題を探りつつ、芸術文化観光専門職大学が地域のためにどのようなことができるのか、そのニーズ探しを行っています。

情報の担当ということで、インドアなイメージがあるかもしれませんが、私自身はかなりのアウトドア派でスキーやフリークライミング、シュノーケリングといったスポーツが得意で、最近はランニングや水泳、自転車なども新しい趣味となっています。ダンスや演劇にも興味があるので、授業外には学生の皆さんに色々と教えてもらいながらチャレンジしたいと考えています。

ブログ「藤本先生、但馬を知る」 researchmap(藤本悠)

研究テーマ

現在の研究テーマは過疎地域の研究に加えて、但馬地域に関する歴史、文化、地理、社会に関する基礎的研究を行う一方で、様々な情報を後世に残すためのデジタル・アーカイブの研究、但馬地域における教育問題、自治体DXの推進などに関する研究も行っています。また、芸術文化と観光の架橋を情報通信技術(ICT)を軸に実現する方法についても、学内の他の先生方や学生の皆さんと一緒に模索しています。

主な業績・受賞歴など

主な業績:

  • 藤本悠(2010)『文化情報学および理念型モデル化分析法に関する基礎的研究(博士論文)』, 同志社大学.
  • 藤本悠(2011)東日本大震災から見る文化財を取り巻く情報インフラ整備の問題, じんもんこん2011論文集, 2011(8), p.5~p.10.
  • 藤本悠(2014)観念論的方法の形成と理念型モデル化分析法(ITMA) , 奈良大地理, 20, p.5~p.22.
  • 藤本悠(2017)移動型簡易GISサーバー搭載「調サイクル君」の開発, 奈良大学紀要, 45, p.75~p.91.
  • 藤本悠(2017)地方小集落の「集落アーカイブ」の課題と 実践的取り組みについて ,じんもんこん2017論文集, 2017, p.7~p.14.

受賞歴:

  • 2019年 情報処理学会山下記念研究賞(人文科学とコンピュータ研究会の推薦による受賞)

社会的貢献・活動など

  • 2008年7月1日~2010年3月31日、第22回 国際会議CIPAシンポジウム実行委員会(委員)
  • 2011年4月1日~2013年3月31日、日本写真測量学会関西支部(幹事)
  • 2011年3月23日~2013年3月31日、被災文化遺産支援コンソーシアム(コアメンバー)
  • 2015年4月1日~2018年3月31日、だんじりを活かした地域協同事業実行委員会(委員)
  • 2015年7月21日~2021年3月31日、特定非営利活動法人フィールド(理事)

但馬の好きなところ・おすすめスポット

私自身が兵庫県出身ということもあり、但馬は子供のころから馴染みのある地域でした。夏には、竹野海岸で海水浴をして、城崎温泉に入って、出石でそばを食べて帰るというゴールデンルートを楽しみ、冬にはハチ高原や氷ノ山国際スキー場でスキー三昧でした。子供の頃には、まさか但馬に住むことになろうとは想像もしていませんでしたが…。

但馬はとにかく魅力が一杯の土地だと思います。食材の宝庫で、料理が趣味の人は様々な食材を使った料理を楽しめると思います。私も毎週末には、地元のスーパーで地元食材を買い揃えて料理を作って楽しんでいます。

また、アウトドアを楽しむ場所が多いので、海と山のどちらでもキャンプを楽しむことができます。上手くルートを取れば、信号の無いルートで自転車やランニングのトレーニングをすることができますし、その気になれば一人でトライアスロンもできてしまいます…。

もちろん、文化的なアクティビティも豊富で「音符の祭典」や「豊岡演劇祭」は大きな楽しみの一つです。

但馬地域は少子高齢化に起因する様々な地域課題を抱えており、取り組むべき課題も山積している地域の一つではありますが、「人を豊かにする地域」でもあると思います。また、あまり有名では無い場所の中にも素晴らしい場所は数多くあるので、多くの人に但馬に来てもらいたいと思います。

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