exhale
第213回学生ブログ【四季オリオリ座】「あなたと歩む世界は息を飲むほど美しいんだ」
こんにちは、お久しぶりです。四季オリオリ座所属のexhaleです。芸観大の四季をオリオリ、お届けします。さて、学生ブログ3周目が来ましたよ。なんと私の番は今年最後の週と。そんな大事な週になってしまいました、ぴんちぴんち。
さぁて、今回はなにを書きましょうか…一周目は気合い入れてなっがいのを書いて、二周目は書くことなくて好きな音楽を語って。今回は前回の番から3ヶ月間を振り返ってみることにでもしましょうか。バイトの賄いを食いながら。ただ今、提出日から3日が経とうとしてます。ほんとにやばい。まじで申し訳ない、迷惑かけてしまってる。急ぎます。
・この大学での私の初舞台のコウノトリ総指揮官役前日に、バスの乗り間違えで遠足以来の半年ぶりにコウノトリの郷駅に放り出される
・憧れのカフェ店員になるが、移動手段が電車のため、乗れなさすぎて社不と化す
・ありがたく、RIC事業の作品に携わらさせていただくことになる
・脚本を書く意欲が湧く
・年越しカウントダウンライブが当選する
・この歳になって久々に熱40℃越えを出す
・HSP発覚
・ラテアートができるようになる
・授業で初映像作品を、脚本から作る
・舞台芸術基礎実習セロ弾きのゴーシュ
・初めて演劇系の先輩ができる、仲良くしてもらい、家ピザパに招待していただく
・怒涛の雪の中の引越し
・ポケポケにデデンネ
・PAP観劇
・M-1決勝当日のバイト後、父親からのラインで結果ネタバレされる
・クリスマスイブに会場下見でも、バスにちゃんと乗れない
写真を見返しながら書いていって見たんですけど、こう見るとあっという間だった3ヶ月も濃いですね。
…
まぁ、まぁこうやって3ヶ月振り返って見たはいいもの、だからなんだって感じで別に深掘りもなにもないんですけど。だっていうて私そんな面白い人生生きてないので。いや、多分生きてるとは思いますよ、面白い人生。最高に面白い友達や周りの人と過ごさせていただいて。でもね、私これ、毎回観劇とかした時にも感じるんですけど、感想書くとこあるじゃないですか、私あれほんとに書けないんですよね。振り返ってみてどうだこうだってのを言葉にするのが苦手なんですよ。その作品が魅力的じゃなかったとかでは本当になくて、泣くくらいまで感動した作品でも言葉に起せないんです。てかなんかあんまり言葉に起こす気が湧かないんですよね。今まではずっと、私の語彙力がただ単に低すぎたから、言語化できてないんだと、ただあほなだけ、と思ってはいたんですが。これの理由が一週間前くらいに、「あ、これだ」ってピンとくる言葉に出会ってしまって。みなさん、「大豆田とわ子と三人の元夫」というドラマはご存知でしょうか。私の大好きな尊敬する脚本家、坂本裕二さんの脚本のドラマなのですが、こないだ見返していたらですね、そのドラマの一説で「言葉にしたら言葉が気持ちを上書きしちゃう気がして」という言葉が出て来まして。「うわー、これだ」と思いましたね、どうしても自分の中にあるいろんな小さな「これ好き、これがこんなんでこう良かった」っていうのが、作品に対する尊敬とかいう気持ちのあまり、しかも感想書く時なんてアドレナリンでテンション上がってますからね、ほんとうに伝えたいことが上手に書けないんですよ。あーほんとはこんな綺麗事みたいな、誰でも書けることが書きたかったわけじゃないのになって。でも、それは気持ちが上書きしちゃってたんだな、って気づけました。気づいたと同時に、「あやっぱこの人天才だ。そもそも私は感想すら言語化できないのに、この人はこの現象自体を言語化してる」とも思いました。すっきり且つしんみり。「大豆田とわ子と三人の元夫」にはもっともっと面白い魅力的な、いい意味でも悪い意味でも人間らしい、言葉遊び豊富なセリフが沢山出てくるので、観ていてとても面白いですよ。是非。私の1番大好きなドラマ「カルテット」も。是非。
と、まぁなんかノリで書いてましたが割と長く書けたのではないでしょうかね。いやー、年末ですね。私は昨日から4連勤です。29まで働いて、ギリギリの31にカウントダウンライブ行くついでに帰省して来ます。引越し、クリスマス、帰省、ドタバタすぎて一向に新居の部屋が出来上がりません。おしゃんな部屋にしたいとこなんですけどね、フィラメントとか置いちゃって。IKEAの間接照明で部屋照らしちゃうような。まぁ、今の部屋の方が私らしいか。
今年は目標達成できたかな。たしか一月にお願いしたことは、この大学に受かること。受かった後の目標は、自分らしく生きること。そうであれば多分、充分なほどに達成できているように感じます。この大学に入って、類が友を呼び、こんな人見知りな自分でも愛してくれるような人達と出会えて、良くも悪くもいつも私を私らしく生かしてくれる友に囲まれ、行きたくなくなってしまった授業も一緒に1番私が生きやすいように選択肢を出して考えてくれる担任の先生がいて、しんどくて授業出れなくても久々に行ったら覚えてくれてて「最近どう?」って声かけてくれて、話の途中でも私の「頑張ります」を「頑張らなくていい」って絶対に言ってくれる先生がいて。私は幸せだな。別に今も生きづらいし、自分らしく生きていけてるのか不安になる時は全然あるけど、やっぱこうやってブログとか書く際に振り返って見て視野を広げてみると、私って幸せだなって感じます。ありがとう。支えてくれた人たち。そして、来年もこんな私をよろしくお願いします。
来年も、私が私らしく、私の好きな私でいられますように。
ここまで読んでいただき39です。みなさん、良い年末をお過ごしください。良いお年を!!