無名
第201回学生ブログ【四季オリオリ座】「銀世界までのカウントダウン」
皆さんこんにちは。芸術文化観光専門職大学3期生、四季オリオリ座所属の無名です。芸観大の四季をオリオリ、お届けします。
さて、季節は巡りついに12月も目前。8月には県内観測史上最高気温となる39.7度を記録した豊岡も、ようやく冬らしい気温になってきました。このブログを執筆している24日の最高気温は12度、最低気温は6度。そろそろ朝晩は暖房をつけないと厳しい季節になってきましたね。皆様お体にはお気をつけください。
さて、今回は受験の話……をしようかと思ったのですが、恐らく他のオリオリ座メンバーからも沢山受験の話が出てくる時期かと思いますので、一旦気分転換。受験の話、ではなく「受験会場に辿り着くまでの話」をしようかと思います。
本学、芸術文化観光専門職大学は兵庫県北部、日本海に面する豊岡市に位置しております。皆様中学校の社会科で習ったでありましょう「冬の季節風」「シベリアから吹く北西の風が日本海を通って湿気を含み、それが山にぶつかって雲が発生、日本海側の地域に雪を降らせる」、まさしくこの「日本海側の地域」に豊岡はドンピシャで当てはまっております。つまりは受験の日、急に雪が降ってきて積もる……なんてことも普通にあり得るわけですね。実際に2年前、私が総合型選抜を受けた当日には10〜15cmくらいの降雪がありました。地元の方曰く、ここ数年は暖かいしそんなに量は降っていないとのことですが、一晩ですぐに辺り一面真っ白の雪景色に変わることは珍しくありません。
というわけで、「受験当日に雪が降ってきてしまった際、会場に辿り着くまでに必要な準備・物品」をいくつかリストアップしておきます。
①できれば前日入りを!
恐らく皆さん他の大学の入試もあり、かなりハードなスケジュールであるとは思いますが、やはり前日に豊岡に入っておくのがベストです。その方が精神的にもかなり余裕ができますしね。「同じ兵庫県内から受験に行くし、当日朝に出ても全然間に合いますよ〜」という方もお気をつけください。この辺りの鉄道はそれなりの頻度で鹿と接触します。
②宿の予約はお早めに!
そして前日入りをするならもちろん宿が必要……なのですが、宿の予約はなるべく早めに済ませておいた方が良いです。というのも豊岡には城崎温泉という温泉街があり、加えて冬になると名産の蟹が旬を迎え、かなりの数の観光客が関西圏からやって来ます。直前になって宿を取ろうと思っても、温泉旅行の客で既に部屋が埋まっている……ということもしばしば。受験日程が確定し、前日入りを決めたのなら、なるべく早めに予約サイトを確認することをおすすめします。
③電車とバス、どちらからもアプローチできる場所に宿を!
宿の場所についても注意が必要です。降雪量が多いと公共交通機関が止まることもあるため、なるべく電車とバス、どちらからでも大学にアプローチできる場所に宿を取るのをおすすめします。もちろん、徒歩で行ける場所に取るのがいちばん良いのですが、先述した通り冬の豊岡の宿はまぁまぁすぐに埋まります。どうしても大学から近い場所に宿を確保できなかった場合は、これを基準にして探してみてください。
④不安な場合はスノーブーツ&傘を!
そして最後、徒歩で大学に向かうにしても、雪の上をローファーで歩くというのはスケートリンクに無防備に足を突っ込んでいるのと同義です。降雪が不安な場合はスノーブーツを履いてきましょう。折り畳み傘も忘れずに。豊岡の冬の天気予報で「降水確率40%」と出ていれば、何かしらのものが空から落ちてくることはほぼ間違いありません。
受験当日の降雪が不安な場合は前日入りを、宿の予約は早めに、電車とバスどちらでも行ける場所に、スノーブーツと傘の用意を。ひとまずこの点さえ押さえておけば受験会場には辿り着けるかと思います。試験を受けるにしてもまずは会場に辿り着いてから。雪に馴染みのない地域から受験される方もいるかと思いますので、試験当日の天候には十分ご注意ください。
ざっくり手短な話にはなってしまいますが、今回はこの辺りで筆を置こうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。さんきゅー。無名でした。