留学生インタビュー

exchange students interview

 CHO JAEBINさん
(韓国・中央大学校、期間:2023.10~2024.2)

留学生1期生として、本学に半年間留学をされたCHO JAEBINさんからお話を伺いました。

Q1. なぜ芸術文化観光専門職大学(CAT)に留学しようと思ったのですか?
もともと日本文化に興味があり、日本には旅行で何度も来ていました。韓国では演劇を専攻しているのですが、授業の中で日本の演劇を見ることがあり、そこから日本の演劇に興味を持つようになりました。韓国で平田学長の作品をよく見ていました。そして、中央大学校とCATが協定を結んでいることを知り、大学生活の最後に留学したいと思いました。

 

Q2. 本学でどんなことを学びましたか?
韓国では、演劇作品を作ることを学んでいましたが、CATでは演劇を使ったコミュニケーションの取り方や、地域と芸術の繋がりについて学ぶことができたのでとても新鮮でした。CATの授業では、”なぜ芸術活動を行っているのか”を学ぶ機会が多く、芸術(演劇)とはただ作品を作って売るのではなく、人々の生活にまで広がっているものだと感じました。

 

Q3. 留学中、大変だったこと、苦労したことはありますか?
自分は前向きな性格なので、あまり困ることはありませんでした。でも私が困っていると、同じ部屋に住んでいる友達がいつも手を差し伸べてくれました。日本語について質問した時も友達が自分の質問を面白がって答えてくれるので、遠慮することなく何でも聞くことができました。

 

Q4. 留学中の楽しかった思い出を教えてください
同じ寮の部屋に住む友達3人と一緒に演劇を作ったのが本当に楽しかったです。友達の1人が「このメンバーで何かやろう!」と言い出したのがきっかけでした。脚本は主に私が書きました。練習の日程がなかなか合わなかったり、言葉の問題で言いたいことをうまく伝えられず悔しい想いをしたこともありましたが、諦めずに最後までやりきることができて良かったです。公演には100人以上の方が来てくださり、最高の想い出になりました。

 

Q5. 豊岡での暮らしはどうでしたか?
韓国のソウルで大学生活を送っている時は飲みに行くことも多く、あまり健康的な生活ではありませんでした(笑)でも、豊岡に来てからは、朝早く起きて豊岡の街中を走ったり、大学のジムで運動したりして健康な生活を送ることができました。地域の方ともたくさん交流する機会があり、お正月にはご自宅でおせち料理を食べさせてもらいました。

 

Q6. 授業以外にどんなことをしましたか?
大学と地域を繋ぐイベントに参加してチョークアートやフラッシュモブに挑戦、学祭のお化け屋敷に出演、日本人学生に韓国語のレッスン、江原河畔劇場での実習に参加するなど、様々な経験をしました。他にも但馬周辺はもちろん、京都、大阪、奈良、神戸、そして沖縄や北海道まで旅行して色々な日本を見ることができました。

 

Q7. 未来の留学生に何かアドバイスはありますか?
CATには、自分がやりたいと思ったことに挑戦できる環境があると思います。留学生の数も大きな大学に比べると本当に少ないので、日本語の上達も早いです。個人的には、この留学は自分の芸術観を振り返る良い機会になったと思うので、悩んでいる時期に留学するのも良いかもしれません。親切な方が多く、学内でもたくさん声をかけてもらいアイドルのような気分になりました(笑)

 

Q8. 最後に将来の目標を教えてください!
大学卒業後も演劇を続けていく予定です。舞台監督の仕事も決まっているので、これからは現場で着実に経験を積んでいきたいと考えています。演劇の学びを深めるために大学院に進むことも視野に入れています。

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